マルグリット・デュラスの『大蛇(ボア)』という短編小説が非常に素晴らしくて、興味が出たので。
どう面白がったらよいのか、確かに難しいタイプの映画ではある。80分のミニマルさだからこそ、許せる気もす…
これが1人の思考の仕方を言語と映像で示されてると思うと、自分にはピンと来なかったけど凄みがある。(もちろん、全然違う見方をしている人もいる)
デュラスのことを学んでから見るとだいぶ面白いけど、そう…
DVDボックス鑑賞中。
何となく、デュラスが言語とイメージの関係にこだわりがある事はわかったし、この作品に関しては現実と物語が複雑な関係にあって勉強になった。(逆に)物語の内容はシンプルなのでつまず…
群青の空、宵闇時のデュラスは世界に絶望し、同じ話を繰り返す。語り部は精神病者、誰も耳を傾けないから。トラックは動くがカメラの視点はどこまでも固定される。西欧人の持つ公私の隔たり、つまりどこまでも社会…
>>続きを読むずっと青をベースとした、風景画から黒澤明のお家みたいな所で、存じない男女がトラックを題材にした物語について語り合ってる。正直内容がどうのこうの覚えていない、主人公は確か老女だった気がする。物語の主張…
>>続きを読む女の孤独と男の優柔不断、、なぜか自分に深く当てはまるものがあった。
ほんらい、目的地へ目的のものを運ぶトラックのなかで2人の男女は無目的なあてどもない会話をしながら目的をもたずただ進む。。。20歳の…
私はこの作品好きだな。デュラスの監督作品で観たのは『インディアソング』『ヴェネツィア時代の彼女の名前』と大昔観た『アガタ』だけなので他はどうだかわからないが、『インディアソング』『ヴェネツィア…』と…
>>続きを読む初マルグリット・デュラス。ドパルデューと二人のシナリオの読み合わせを撮ったもの。不思議な作品だった。劇中劇といえるのかもしれない。デュラスがシナリオを読み説明し、ドパルデューがうなずいたり読んだり質…
>>続きを読む