再見。強烈に好き。じゅうぶんに理解できてるとは思わないけれども。
夜明け前の、あるいは黄昏時の、微睡(まどろ)むような青みがかった冬枯れの風景の中を走る、一台の青いトラック。デュラスの声=テクストが…
いまちょうど、こういう映画を観たいところだった。ものすごく良かった。デュラスとドパルデューが草稿?みたいなものを読みながら、映画のイメージ作りをしていく。
女が青いトラックを拾い、あてどなく乗せても…
登場人物はマルグリット・デュラスとジェラール・ドパルデューのみ。
機知のある対話をじっくりと楽しみたいときに見るのが合っていると思います。フランス映画らしい(?)言い回しや空気感が◎
(デュラス…
パリの郊外で老女がヒッチハイクしたトラックの運転手に向かって語るという脚本を、監督のマルグリット・デュラスが役者のジェラール・ドパルデューに語る。
老女も運転手も映されず、トラックの車窓からの映像…
マルグリット・デュラス作品は今作が個人的に初めての鑑賞となるが、それなりに興味深く見れた。
マルグリット・デュラスとジェラール・ドパルデューが台本読みをしているショット、トラックが走っている、ある…
慎重に走るトラックの後ろに赤青黄の車がついていて一台が抜かしていく。デュラスの語りも慎重でマイペース、従属しているようでいて明達なドパルデューとの対話。トラックの車窓から映すのは朝方か晴れ間の差さな…
>>続きを読むもの寂しい郊外を走るトラックやその車窓から流れ見える風景。
室内でシナリオを読むデュラスと、その聞き手となる俳優ドバルデュー。
言葉で紡ぎ、語られる物語。
とても静かで叙情的な作品でした。
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