はじめて観たときは衝撃を受けた。スティーヴが世界とひとつになれた時に感じる気持ちをスクリーンの画角で表現したりとか、エモーショナルな音楽とか。
公開当時はとくに意識しなかったけど、発達障害とか吃音…
さすが『わたしはロランス』の監督だ。問題意識が凄い。
押し広げれば優生保護法にも繋がる法律を設定しているが、その法がなくても、「世話がやける家族」をもてあます現実はますます問題になっている。
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〈障害と愛情・犠牲と限界〉
神経をすり減らし続けて折れた心をすぐに立て直す自信が自分にあるか
所在無さそうに冗談を言うダイアンには罪悪感を持つだけの愛情もあったし、「私は人生も失った」とまで追い…
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