はじめて観たときは衝撃を受けた。スティーヴが世界とひとつになれた時に感じる気持ちをスクリーンの画角で表現したりとか、エモーショナルな音楽とか。
公開当時はとくに意識しなかったけど、発達障害とか吃音…
さすが『わたしはロランス』の監督だ。問題意識が凄い。
押し広げれば優生保護法にも繋がる法律を設定しているが、その法がなくても、「世話がやける家族」をもてあます現実はますます問題になっている。
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ADHDで手に負えないこどもを施設に入れざるを得ないくらい追い込まれる母親の話
mummyというのは母ちゃん、という、親しみのある愛称ではあるが、実際のこどもはかなりヤバいので、施設送り一択でしょと…
1対1のフレーミングがまるでハッセルブラッドの6×6のムービーを見ている様な新鮮な美意識を感じる。シリアスなストーリーを等身大の親子の葛藤で描く。
グザビエ・ドランのセンスの良さが輝きを放つ作品。
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