これは凄い。
自らの息子との思い出をテープに記録し、そこから構造的な力を使って境界を作り、息子を消す。
伊藤高志という人間のプライベートに直接触れさせられた上で、そこに構造的なメスを入れる。ここでホ…
映像と戯れ、子供と戯れ、愛おしさが溢れたホームビデオ。前半は子供がデジカメを持って家の中や城址公園のようなところで撮った映像がコラージュされ、後半は父(伊藤)によってその時同じ場所撮られた映像が映し…
>>続きを読む息子の肌に指を押し付ける映像のいかがわしさ。見てはいけないものを見てしまった感。そしてその映像は画面越しの肌に指を押し付けるアクションで反復される。
映像の加工が普通に凄すぎる。同一ショットに複数…
監督相対評価★3
息子を被写体に起用した本作から人体というか「顔」をどう撮るか考えるようになったと思う。自分の血を引く幼児という奇妙な存在、それを監督なりに表現していたのだろうがバイブ犬で笑いすぎ…
伊藤高志特集@イメフォ、Cプロ、90年代〜21世紀初頭編
とりあえず一発目、なごやかなホームビデオかと思いきやの途中からの飛ばしぶりすごい。チープにも見えてしまうエフェクトで高野政所さんがやってい…
ホームビデオ風の映画かと思いきやマジもんの息子の日常をカメラに収めた作品。
もちろん、ただのホームビデオではなく前衛作家らしく、ビデオに加工に次ぐ加工を施した死ぬほど気持ち悪い作品。
映像とはい…
10年勤めた会社を退社、大学助教授になり、3年ぶりに手掛けた作品。自分の息子に時折感じる違和感を映像化した異形のホーム・ムービー。
「竜太5才。自分の息子にもかかわらず時々この小さな人間は自分の何…