THUNDERやGRIMなどで知られる日本を代表する実験映画界の名匠伊藤高志の作品。
今作は幼少期の伊藤高志や奥様の写真、他作品のオフショットなどが使用されていて、なかなかの雰囲気の良い作品でした…
さりげない生活の一部を切り取っていたり、節目に撮ったであろう家族行事の写真群を見て、ごく個人的な家族や恋人との写真とか、商業写真や、スナップや、写真の役割や尊さについて考えたり、自分は自分のためなの…
>>続きを読む1987年の自分史的な素材を編集したストップモーション。
電車の描写は面白みを感じましたが、その他は全く心に残らりませんでした…。人生の節目が映されてはいますが、ただそれだけのもので何も面白さは感…
監督相対評価★4.5
ここでも見られる画面概念の嘘、その光景は画面内の画面でしかなかったという無限の虚無的構造が凄まじい。前作『WALL』すらこれの一部に過ぎなかったと言わんばかりに画面ごと摘んで…
日記映画
「日常の様々な出来事に目をむけてその時の自分の気持ちを告白してゆくような日記映画を、自分ならではのトリッキーな手法で描きたいと思った。親戚の結婚式の写真、自宅の窓から見える景色、旅の記録…