二度輪姦され「殺されたい」と願う少女と、孤独な青年(というよりも少年=みちお)の出会いと最期を、ほぼマンション(表参道の若松プロのビル)の屋上だけで撮った一作。
開けた場所を「密室」に見立てる方法は…
2009年の感想。タイトルが今みると斬新に見えてしまう。ゆけゆけですから、巨人の星みたいな話かと思いましたら、ビルの屋上であんなこと、こんなことが行われる作品。ピンク映画としての裸は、ありますが、当…
>>続きを読むキャタピラーや実録連合赤軍あさま山荘への道程などで知られる若松孝二の作品。屋上でレイプされた少女とそれを見ていた少年が出会う話。
あまりにも危険で破滅的過ぎるボーイミーツガールの傑作でした。RDレ…
『理由なき暴行』と同じように、白さやパートカラーと風景である。
『理由なき暴行』では男たちによるレイプが、風景に同化しようとして、拒絶される営みにほかならないと突きつけられるが、本作は、風景を突破す…