
悲劇的な素材(モチーフ)が、力強く主題(テーマ)へと流れ込んでいった印象があり、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの映画のなかで、一番好きな作品かもしれない。
悲劇や絶望が、モチーフとしてのみ…
ふざけているようで愛について真面目に向き合ってるコメディ。当時の映画界に対しての皮肉とかは大したトピックじゃなくて自分の全盛期を越えようという単純にアツい映画。
あの頃はって気持ちは今の自分に対して…
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とんでもねえ!!主人公大好き!
長く生き残る程の才能もなく、常軌を逸した努力もできなかったのに、芯を曲げたり諦めたりすることもできない。そのせいで人生は何もうまくいかない。しかし、夢に焦がれ続けてし…
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言葉にならないくらい深い作品でした。バードマン(過去)と演劇人(現在・未来)との葛藤。映画俳優ではなく、舞台役者として、再起の望みを懸け完璧に芝居をこなそうとするも、奇想天外な行動を取るマイクに振り…
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元ハリウッドスターのリーガンが再び世間に注目されるべく、ブロードウェイの舞台に立つ。個人的にだいぶ好みだった。まずコメディとしても笑えるとこがありとてもおもしろかった。エドワード・ノートンが最高だっ…
>>続きを読む引き込まれた。
舞台の袖に立っているかのような臨場感、ドラムのリズム、独白。
生々しくて、現実と幻想の境界に身を置かされる感覚だった。
ラストは壊れてしまったように見えたけれど、同時に救われた感じ…
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老害が自分を老害であると理解しながらも、そんな自分のままで愛されたいと願っている。
ワンカットで構成された美しいストーリーに包まれたこの映画の根底には、老害のわがままと老害の祈りのような願いがあった…
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