アイ・オリジンズの作品情報・感想・評価

「アイ・オリジンズ」に投稿された感想・評価

nao42

nao42の感想・評価

5.0

「自分が信じている物だけが全てではない」


自分が今まで見てきた中で「完璧な映画」の一つがこの作品です。

音楽、演技、ストーリー、映像すべてが自分にとって完璧で 、2回目の鑑賞でしたが、見る度に違った感じ方が出来る映画です。

物語は、科学者の主人公が、仮装パーティで出会った女性に惹かれ、写真に写った瞳だけを手がかりに彼女を探し出します。2人は恋に落ち結婚を決めるが、ある悲劇が彼らを襲う。
数年後、研究者として成功を収めた主人公は、瞳に関する衝撃的な事実を見つけます。

この物語は、科学と宗教などの正反対のものを綺麗に融合していたり、輪廻などの宗教的かつ神秘的なものを描いていて、序盤から映画の雰囲気に引き込まれていきます。

なので、映画を見終わった時の余韻が本当に凄いです。言葉では表し切れない感情が溢れ出てくる不思議な感覚で、実際にあるかわからない世界。そんな事を想像しながら余韻に浸っていました。

サンダンス映画祭でアルフレッド・P・スローン賞を取っているんですが、パッケージ化はされていないんですよね😩
だけど本当に色々なものを感じさせてくれる最高の映画です。

ぜひ見てみてください本当にオススメの作品です^_^
1つ1つの会話で言語化された、柔らかく美しい言葉がのちに重なり、繋がり、視野を広げていく。
奇跡か偶然か、それとも必然か、意図的なものか。

瞳の虹彩の進化を研究する主人公。
彼の元に、どこか惹かれる目を持つ女性が現れ…。


ブリットマーリングの関わる映画が好きで、やっと見れた今作。DVD化してください。

アナザープラネットや、ザ・イースト、特にthe OAで彼女の感性に惚れた。

スピリチュアリティ。
言及は避けて、可能性を与えてくれる。
the OAでもそうだった。そこが好きだった。

だから、人によっては物語からファンタジーを感じられる。
認識できる事実しか扱っていないのに、そこに超常的な介入や、非科学的な存在を知る。


こういう映画が好きで、ブリットマーリングも好きだから贔屓目かもしれないけど、この映画はある程度の期待は超えてくるし、iTunes等でレンタル料を払う価値はある。
(ps4のストアで300円で借りた)

派手な映画じゃないから物足りないかもしれないけど、
自分的には最高だった。
yuka

yukaの感想・評価

3.7
\( 666 )/

トレゾァ探しちゃいそう

ポールデアリー

ナイナイムジャナイジャーナー

数字じゃ分からん世界もあんのかもしらんな〜
目の写真撮りたくなるなー

ラスト30秒くらいこわいねんけど
ramu

ramuの感想・評価

5.0
化学、宗教、スピリチュアル、そして愛。
神様を信じない科学者のSFラブストーリーです。

色々な色彩、形、大きさのたくさんの眼の写真が美しくて神秘的。
眼って、人の身体の中で1番惹きつけられてしまうので気持ち分かります。

ラストがああああ。
ここでこう来るかあああ。
下手に言葉はいりません。
眼と表情だけで十分伝わります。滅茶苦茶タイプ。
映像と、レディへのmotion picture soundtrackが調和するラストシーンは本当に見ものだと思います。


DVD化されていないのが本当に残念。
目を研究する大学院生イアンは仮装パーティーで知り合った瞳の綺麗なソフィと出会い、彼女の眼を頼りに探し出そうとするが…

2014年のSFラブストーリー
主演は『ドリーマーズ』
『ゴーストインザシェル』の
!!マイケル・ピット!!
フォロワーさんの激推しで鑑賞。


僕の世界を変えた眼の話をしよう


久しぶりにハマれた傑作。
動物の眼は千差万別、
その中でも人間の眼は複雑にかつほぼ完璧に作られた器官なんだとか。
更に”虹彩”は一卵性の双子ちゃんですら異なるくらい個人別で細かく違いがあるらしい。
その中でも特に美しい眼に出会ってしまった青年の恋のお話…。
で終わったら自分もそこまで高評価にしていないが、後半の展開が素晴らしくて怒涛の叩き込み。
前半のセリフや挙動や周りの動きまで見直したくなる完成度だ。
恋愛の話でもあり、
”科学と宗教”の話でもあるあたりがツボなのだろう。

主演のマイケルピットはピッタリ
あのジューシーな唇と気だるそうな雰囲気、ボッサボサの髪がたまらなくエロい。口を開けばただの科学オタクで奇跡を信じない理系男子なのもたまりません。
美しい瞳を持つソフィ役にアストリッド・ベルジュ=ブリスベ。
覚えさせる気ないだろ(笑)
ボヘミアンな美しさで独特、眼は本人なのかな?
あとは何故か『ウォーキング・デッド』のグレンが普通に同僚とひて出ておりました。

この映画見た人は絶対自分の虹彩どんな感じかチェックしてることでしょう。


「神秘的な事柄が科学的証拠を覆した時にあなたはどうする?」


SFラブストーリーが好きな方、マイケルピットのエロさにマいりたい方、そして人間の虹彩に興味津々の方々にはオススメの作品。
xyuchanx

xyuchanxの感想・評価

4.4
期待を大きく越えてきた、美しい映画。

昨年秋に網膜剥離の手術をして以降、眼の不調が続いてるので今日はメガネを新調して帰宅。無意識に、滅多に使わない有料配信レンタルで、DVD化もされていない「眼」の映画を選んでました。

眼の進化を解明する事で神の不在を証明しようとする科学者と、科学とは対局のスピリチュアルな魅力に溢れる女性との運命的な出会い、”11”並びに導かれた手掛かり、そしてMVのような美しい再会シーン。ソフィ役の子は水原希子に似てたよなぁ。

ソフィの「ミミズにとっての光」という主張や、ダライ・ラマの科学と信仰についての言葉。

知的刺激に溢れるセリフやプロット群、美しい映像とテンポよい編集、選び抜かれた音楽、役者たちの真に迫る演技、そして中盤の衝撃と、美しい帰結。

後半、かつて道しるべとなったものが、今度は引き合わせの目印に。

そして科学者だからこその徹底した手法が、現代科学で解明できないものの存在を証明するのかと思いきや…

魂の窓から溢れ出る感情。
その涙が導く美しい確信。

きっと、もう一度みると思う。

追記:
そうか、ホテルに戻った時は、あいつを避けるために階段を使ったんだよな。意図的なミスリードに思えたものもしっかり伏線になってた。

なぜ簡単にカレンと?とか、なんでイアンひとりの功績みたいに?など脚本の粗さもありましたが、それでもオススメです。エンドロール後のシーンは本編とは別物感ありましたね。
宗教を信じない科学者が転生を信じるか?

全体的にゆっくり進むので若干中だるみを感じた。1番最後のシーンは個人的には要らない
海

海の感想・評価

5.0
あなたの目から大粒の涙がこぼれる。止まる事を知らずにこぼれ落ちていく。涙の奥で溺れるその目は、さっきまで正解と間違いを見極めようとしていた大きな目、真昼の街の真ん中で眩しそうにきゅっと細められていた透き通る目、ぱちぱちと、くるくると、瞬きを繰り返し視線の先の光を一つずつつらまえていく目。
あなたをずっとさがしていた。はじめて目を開き光を見た時からずっと。宇宙の一部だった時から、前世よりも前からずっと。
髪が伸び、爪を切り、傷を縫い、愛されて、そしてこれはいつか消えていく身体。わたしを見つけたあなたの世界では、どんなふうに光はおどるのですか。
ああ悲しいくらいに美しい、何も見えないくらいにいとおしい、何も意味をもたないほどに、あなたの瞳で見る世界はこんなにも美しい。


瞳は魂の窓。
わたしたちに向けて、いたるところで瞳は語り、問いかけ、時に答えを教える。
信仰、科学、生と死、愛。同じ場所に生まれられなかったはずのものが集まり、見せたのは、言葉や数値では決して語れない美しい真実。映画は何も説明せず、そしてわたしも、きっと誰にも、この問いには答えられない。
だから余計な事は言わず、ただこのあふれる幸福と悲しみに、感情だけがたどり着いたこの答えに、いまは身を任せていたい。


白い孔雀、目のないミミズ、生きる瞳を持った銅像、カメラと目の構造、呆れるほど子供染みた感情、11時11分11秒。見えないものと見えるものの対比。真実が入れ替わり乱れていくさまが本当に目覚ましい。
この映画の何に惹かれたのかうまく言葉にできないけど、生と死、信仰と科学、愛と無関心のそのコントラストと繚乱に、魅せられてしまったんだろうな。
オープニングの語りからすでに大好き。

2018/8/16

この映画、配信だけなのが勿体なさすぎる。感情が先走りすぎて悲しみと幸福と涙で心が満潮だ。懐かしいようなずっと探していたような気配がして今夜やっと観ようと決めたけど、やっぱりすごくそばにあった気がする。

そして、記念すべき777markめです🎂ほんとはもっと観てるはずだから実際はぞろ目でもないかもしれないけど、777本目にこの作品を選べてよかった。信仰や科学や愛、人知を超えたものを描いている本作品、わたしも出会うべくしてこの映画に出会った。映画とのそういう出会いがあると、世界一幸福な気持ちになる。やっぱりわたしもわたしだけの瞳を持って生きているから。
皆さん、ほんとうにいつもお世話になっています。これからもよろしくお願い致します。💐
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