沈黙 SILENCEの作品情報・感想・評価・動画配信

『沈黙 SILENCE』に投稿された感想・評価

篠田正浩、1971年。

赤い女物の着物が映えるアーティスティックな映像。

ここでも自然が雄大な曲線美を描き、赤い着物がまるで狂気か異物。血のような、実のような。

秩序や合理への混じり物としてキ…

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今回は、マーティン・スコセッシ版を先に観て、本作篠田正浩監督版を再見したが、優劣つけ難い遠藤周作原作のポルトガル🇵🇹宣教師転び伴天連を描いた文芸映画の傑作。日系アメリカ🇺🇸人俳優で、ユダに近似したキ…

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主人公のロドリゴ司祭のモデルとなったジュゼッペ・キアラの墓碑は、サレジオ会の神学校である調布サレジオ神学院の「チマッティ資料館」に所在する。
パリサイ人とは、紀元前2世紀から紀元1世紀にかけて存在し…

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3.8
良作。小説を読んで視聴すると尚良いです。原作で描かれる、人間の迷い、恐怖、闇、美しい自然の描写がしっかりと映像化されています。
4.3
35mmフィルムで鑑賞。
丹波哲郎にポルトガル人宣教師を演じさせる強行手段にひっくり返った。
武満徹の劇伴が不安定すぎる
てけ
2.0

ロドリゴが神に問いかけるシーンがほとんど無い。
それが無きゃタイトル回収出来ないよ。
潜伏中なのに目立つ真っ赤な着物に着替えるのも意味不明
三田佳子扮する女郎の髪型や服装が、ハリウッド映画に出てくる…

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人を意のままにするためなら(宗教捨てさせるためなら)どんな残酷なこともする役人。
岩下志麻の恐怖の表情に
凍りつきました。
RiRi
2.8

沈黙=神の不在という誤解を生んでしまう改悪

篠田版『沈黙』は、原作の持つ霊的な深みや神への問いかけよりも、日本文化と西洋信仰の対立と断絶、フェレイラの言う「沼地の日本にキリスト教は根付かない」とい…

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記録漏れ。日本文化史に影響を及ぼした傑作だと思っている。スコセッシ監督のリメイクより大幅に平均スコアが低いことは注目しておきたい。


原作者遠藤周作と篠田正浩監督の共同脚本。音楽は武満徹。些末な表…

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taka
3.8

スコセッシ版が良かったのでこちらも鑑賞
遠藤周作が脚本も書いており今作もわりと中立な視点

自然豊かなロケ地と武満徹の控えめながら独自のセンスが光る音楽が印象的

見どころはやっぱり水掛け論の応酬!…

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