『ショコラ』でもそうでしたが、ラッセ・ハルストレム監督は日常や(特にフランスの)仕来りにスパイスを少し効かせることで、登場人物たちと観る者を幸せにするのが得意のようだ。
映画を見終わると、まず邦題…
これはもうヘレン・ミレンの独壇場。
気の強いオーナー、責任感と思い入れ、オーナーとして・料理に関わるものとしてのプライド、様々な表情で観るものを釘付けに。
瞳が印象的なヒロインの副シェフ、同業ライバ…
特に予想を裏切るような展開がなくても、素晴らしい映画はやっぱり素晴らしい。
登場人物一人一人への愛情が感じられて、幸福な気持ちになりました。
主人公の心のざわつきを、煮える鍋の描写と重ね合わせた演出…
最初から最後までおいしい映画でした。心がお腹いっぱいになった。自分も上手に料理できるんじゃないかと錯覚する(笑)。おいしい食事は人を幸せにするね。ハルストレム監督作品、やっぱ好きだなあ。
それにして…
2014.11.16
角川シネマ有楽町
「マダム・マロリーと魔法のスパイス」
The Hundred-Foot Journey
ラッセ・ハルストレム監督
「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」「ギ…
フランスとインド
風景と食材の色、音楽。
素敵な映画だった〜
なんといっても
パパとマダムが最高!
むかいあったふたつの建物
とその撮り方がよかったなぁ…
見る前はきっと
インド料理食べたくなるんだ…