名もなき塀の中の王の作品情報・感想・評価

邦題やジャケット写真から想像も出来ない程の傑作だった。

刑務所内や囚人達の様子など、映像から湧き出るリアリティが凄い。

まるで尖ったナイフを身体中にまとったような19歳の少年は少年院でもそうだ…

• #おけい隠れた傑作

全く隙のない傑作です。
一年に5本も出逢うか分からないゾクゾクとするキレッキレの一本。


【ストーリー・構成】5.0
【演出・映像美】3.9
【キャスト・キャラクター】4.5
【音楽・音響】3.8…

タイトルが指してるものが予想外のオチ
常に誰かしら何かにキレてる場面が続いてた印象
模範囚？なのか分からないけど治療と称して受刑者だけの空間を作ることを許可されてた人、ああいうのって実際にあるのかな…

皆んなイライラスイッチがオンになるのが早い！
亜鉛が足りないんじゃないかな🤔
いや、毎日やるかやられるかの獄中生活で神経尖らせてるからピリピリなんだね。

父と暴れん坊の息子エリックが一緒の刑務所に…

刑務所に移送されてきたエリックはまだ19歳。
入所早々問題を起こす有様だが、エリックを諭す男が。
それはエリックの父親ネビルであり、セラピーの会に息子を参加させようとする。

すべてを刑務所の中だけ…