この時代の映画にありがちな、登場人物のほとんどの台詞が聞き取れないけどストーリーがあるんだかないんだかようわからんから、展開に身を委ねてたらどうにかなるさ感。
どうにかなるどころか、トンデモ展開と映…
21.11.23 シネマヴェーラ渋谷
(日記より)
渋谷で観た「愛欲の罠」、これぞまさしくカルトなポルノだった。圧巻なのはやっぱり後半に登場する、主人公を始末するために組織が送った二人組の殺し屋だ…
おれは性欲と食欲がごっちゃになるシーンに目がない
2秒寝る
西郷とマイコのダンス
「この映画の最後において明かされるナンバー1の殺し屋の正体――実は西郷はダミーの人形で、本体はマリオだった――は、…
2023.10.14
荒戸源次郎≒ときどき渡瀬恒彦の声
所詮、お前はアングラの殺し屋なんだ
絵沢萠子≒白川和子
神宮ガイラ(西郷)・秋山ミチヲ(マリオ)の殺し屋コンビと桜木徹郎の死に様は劇画調
荒戸…
大和屋竺作品の中でも屈指の傑作だと思う。誰でもこれを見たら映画を撮りたいと思わずにはいられないような台詞と気味の悪い人物造形の乱立、それに出鱈目極まりない編集つなぎ。ベルトリッチからの流れで久しぶり…
>>続きを読むハードボイルドな無頼派殺し屋ポルノかと思いきや、組織のキチガイ暗殺コンビが登場してから一気にメーター振りきってカルト映画になってんのすごい。西郷とマリオの底の知れない禍々しさが本当に不穏すぎる。画面…
>>続きを読む本当のことがまるでなく全てがハッタリで、最後に「あざした、全部嘘です」って終わる最高の映画。オモチャ付きお菓子買ったらお菓子入ってなくてオモチャだけみたいな感じ。キッチュな『殺しの烙印』。
殺し屋マ…
天象儀館製作、日活は配給のみ。
大和屋竺監督、荒戸源次郎主演のロマンポルノ殺し屋物語。
「荒野のダッチワイフ」「殺しの烙印」に繋がる殺し屋ダービーな物語だが、いつしか密室へと志向していく意識がむせか…