結末を見ると、途中のマイケルの言葉により深みが増すんだろうなと思った。
過去の生い立ちや誰かの言葉でもなく、今目の前にいる僕を見て欲しい、という言葉をじわじわ考える。
幼少期のトラウマから愛着障…
この、なんとも言えない不穏な雰囲気。
これは、ドランにしか出せないかもしれない。
すごかった。
この作品を観た後、ドランのドキュメンタリーを見たんだけど、
演技している時と全然雰囲気が違っていて…
先日ドラン様のドキュメントを観て今は何を撮っているのかなとググったら
「グザヴィエ・ドラン、監督を引退すると宣言」と出てきてひっくり返りました
それも7月の情報、毎回だけど気づくのが遅い
「プロジ…
このレビューはネタバレを含みます
とある精神病院で起きた医師の失踪事件。鍵を握る患者マイケルと真相を探る院長との心理戦。
事件解決のため危険人物に面接するという設定は「羊たちの沈黙」(1991)のよう。青年患者マイケル(グザヴィエ…
母が目の前で自殺して以来、9年間精神病院にいるマイケルの担当医が失踪する。手がかりを知るのはマイケルだけだがまともに答えようとしない。さらにマイケルは話す代わりにある条件を3つ出す__✍️
ドラン…
ラストから遡るように考えると、文字通り生涯をかけた出来事だったのだなと。
精神病や精神病院のことについては、知ったようなことは決して言えないが、患者というレッテルを貼られて対等に話を聞いてもらえない…
©Sébastien Raymond