久しぶりの川本喜八郎作品(U-NEXTに置かれてる作品集、観るの中断してたから)。
すでに観ている川本作品とは相当毛色が違い、安部公房原作のやや容共的な作風。
その部分があるがゆえに自分にはあまり…
安部公房作品によく見られる人間の物質化、並びに資本主義批判。今回は老婆がオーバーワークで赤いジャケツに変化。
人々が心血注いで働くことで政府が人民に幸せをもたらしますよ…と。
全体的に煤けた退廃的…
安部公房の短編集『デンドロカカリヤ・水中都市』の一作である詩人の生涯🧥
安部公房特有の現実的だけども奇妙で重厚な世界観。けれども珍しく(?)希望に満ちた内容の話でとっっっても惹かれた作品だった。
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