D坂の殺人事件の作品情報・感想・評価

D坂の殺人事件2015年製作の映画)

上映日:2015年02月14日

製作国:

上映時間:114分

2.4

あらすじ

D坂で起こった蕎麦屋主人の謎の自殺。警察は自殺と判断するが、名探偵・明智小五郎とその妻・文代は自殺ではなく他殺とみて、独自の捜査を開始する。そして明らかになるおぞましい人間愛憎図。果てしなき情欲の嵐。果たして事件の真相は!?

「D坂の殺人事件」に投稿された感想・評価

クラゲ

クラゲの感想・評価

2.8
読書ノート[9]

「D坂の殺人事件」観た。

江戸川さん原作なので、まぁまぁ卑猥ですの♫

でも卑猥な様で卑猥に見えなかったりする部分もあって、そこが良かった。

因みに、縛られる趣味は御座いませんので悪しからず(笑)

木下ほうかさんの代表作になりそうなくらいのハマり役(変態)だった。主演の女優さんは横顔が浅田真央に似てる。

主人公は古本屋の奥さんに一目惚れするのだけど、その奥方は隣の蕎麦屋の主人と。。。を目撃してしまう。

江戸川乱歩の初期作品(1924年)の美味しい所(危ない部分)を抽出したストーリーなので原作とはかけ離れてるけれどうまく作ってました。

原作ではまだ明智小五郎が名探偵ではなく素人の頃ですが本作の明智は探偵だけれどあまり事件には関わらない、というかまったく推理はしない外伝的な位置付けで作り直してます。

基本的に白黒で過去の回想シーンをカラーにする手法は面白いのだけど終始暗くて顔がよくわからなくてとても残念。シャーロック・ホームズの"まだらの紐"を彷彿とさせるシーンも好き、古本屋の主人(木下ほうか)と主演女優さんの○○なシーンを覗く顔がヒッチコックの"サイコ"のように怖い。

この作品は雰囲気が"お嬢さん"に似ていると感じて他にも映画化されてないかと調べたらありました。1998年の真田広之版。

真田広之版予告編、"D坂の殺人事件予告"で検索して動画をご覧になってみてください。お嬢さんっぽいよ!
原作読了済みの身からすれば、よくこんなものを作ったなという感じ
言葉遣い、人物設定と原作と乖離している部分が大きく、しかも良い方に転がっておらず陳腐
脇役に力ある俳優を揃えている点は賞賛できる
Wednesday

Wednesdayの感想・評価

1.8
緊縛情事もの。

木下ほうかが似合ってる。
江戸川乱歩原作だからか決めセリフがカッコいい。
FOURFINGER

FOURFINGERの感想・評価

3.0
たまにテレビを見ていて祥子ってどこかで見たことあると思ったら、この映画に出ていたんだな。僕は江戸川乱歩作品を読んだことないです。素朴だと色気が引き立ちますね。
ash

ashの感想・評価

2.3
文学っぽくするために全体的に白黒に近い感じでゆるーく作られてます。ほとんどBGMもなし。あったのかもしれないけど耳に入ってこない。明智の推理が甘いっ!
うーーーーむ(ー ー;)
SMの世界も結構理解ある方なんだけどな。。。
女の子の心理がイマイチわかんなかったな。
原作読んだらもう少し浸れたのかな。
三日月

三日月の感想・評価

2.0
江戸川乱歩的世界観の作品。原作は覚えてないが、あまり関係ないと思う。
主演の人に感情移入出来るかが一番重要。
江戸川乱歩の小説を映画化。全体的に画面が暗いです。事件の犯人を探偵が追っていくのに引き込まれます。文学好きな人なら楽しめそうです。
Tiara

Tiaraの感想・評価

3.5
悦子は大人しい中に魔が棲む
三郎は弱弱しくも欲が勝る
ほうかさんの怪演見所
emily

emilyの感想・評価

3.7
江戸川乱歩の名作推理小説を、新たに映画化した官能サスペンス。蕎麦屋の店主がD坂で謎の死を遂げる。名探偵 明智小五郎は殺人事件とみて、妻と捜査を始める。蕎麦屋がよく通っていた古本屋の夫婦とめぐる淫らな情欲が明らかになっていく。

色使いが特徴的で、終始昭和初期ならではの色を最小限に抑えられた薄暗い照明に、陰湿感のある空気感が流れる。特に古本屋の店内はほぼ真っ暗であり、そこに扉が開き外の光や、また太陽の光の使い方が絶妙である。古本屋の奥さんの顔にだけ光が当たり、ツヤっぽさを演出したり、光と影が模様を浮き彫りにし、現実の描写と比例していく。女性だけに光を当て、男は暗いままの絶妙な光と影の演出が、表と裏をあぶりだすように対照的な映像と交差していくのだ。

女をめぐる二人の間で繰り広げられる心理戦が、SM描写の中に落とし込まれて、その世界観の妖艶さに溶け込む。じっとりと汗が滴るような空気感の中で、か細い喘ぎ声が重なり、痛みと快感の狭間のわずかな隙間に死へのつながりが見える。複雑な心理戦が引き起こす結末とだましあいの末の真実の愛の形が、また次につながる予感を残しつつのラストの余韻もいい。
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