そもそもこのドキュメンタリー映画は、先日訪れた瀬戸内海の豊島にある豊島美術館、ただひとつの展示『母型』を創った現代美術家内藤礼さんへ、監督の中村佑子さんがアプローチするところからはじまる。
現代美…
内藤礼さんの母型をみて以来、彼女のつくりだす作品のファンである。あの空間のあの雰囲気。自然の音とゆっくりとながれる時間に少しずつ溢れる水滴の流れ。こんなにも心から浸れる作品はあるだろうか。あまり多く…
>>続きを読むいつ名前を知ったのかは覚えてないが作品を見る前から“内藤礼”という名前は知っていた。その中性的でどこか修行僧のような名前に惹かれていた。東京都庭園美術館で展示するということで私は何も知らずに向かった…
>>続きを読むクラウド・ファンディングを用いて世の中に送り出すことができた、といった達成感が感じられる作品でした。
取扱うテーマやターゲットとする年代層を、鑑賞後も思案していたのですが・・・・・、どうしても「N…
いままでは西沢立衛の作品として観ていた豊島美術館。内藤礼さんのことはよく知らずにこの映画を観ましたが、すっかりファンになってしまいました。
あの、作品(空間?)の中に入った瞬間とろけてしまうような感…
あえかなる祈りが導く、たしかな光。
豊島美術館がなぜ、
あの島のあの場所に在るのかが
とてもしっくりきた。
母型と名づけられた空間。
湧き出す水が集まっては泉になり、
楕円の糸を風が揺らす。
…