あえかなる部屋 内藤礼と、光たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』に投稿された感想・評価

ドキュメンタリーでありながらも、本人ではなく他人を通して語るのがおもしろいと思った。後半の女性たちは本人として登場しているが、一人一人が物語を生きるキャラクターのように見えた。

ひとりの作家を追うドキュメンタリーから劇的に変わる瞬間、作家性を失い、市井の人が現れた時の陳腐な喋り(CM撮影が行われている)には、もう引き返せないどうにもならなさがあり、その諦観が徐々に本当のこと…

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もるこ

もるこの感想・評価

4.9
自分が微細な感覚を持ったなまみの人間であること、痛みが明確になったとしても無感覚でありたくないと望んでいること。自分の輪郭がはっきりして「帰ってきた」ような感じがした。祝福と祈りだった。
hine

hineの感想・評価

3.5
内藤礼さんの言葉、人となりが作品そのもので、美しいと思った。
suu

suuの感想・評価

3.5
内藤礼さんのことを深く知りたくて観ました。
自分には一度では理解しきれない場面がいくつかあったのでまた繰り返し観てみたいと思いました。
豊島美術館、いつか行きたいです。
Y

Yの感想・評価

5.0

映画館で観て、豊島美術館の事を頭の片隅に残ったまま7年後ーーたまたま岡山に旅行に行き、たまたまフェリーの時間が1番早かったという理由で、豊島に行き、そこで豊島美術館を見つけて入った瞬間にーーあ!ここ…

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okawara

okawaraの感想・評価

3.8

水たまりという社会を成す水滴があるいっぽう、そこに至るまで遠回りをする水滴もあれば、周縁に留まる水滴もある。《母型》に集められた者たちは、自己を社会に繋ぎとめることの難しさをおそらくよく知っていて、…

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cuumma

cuummaの感想・評価

3.4

監督の定まらない気持ちを反映したドキュメンタリー、前半と後半が噛み合っておらず、こじつけた感じが残念。

マスコミに一切応じない内藤礼の肉声と後ろ姿が見れたことが、貴重です。
内藤礼の儚さの先に見え…

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HirokoXu

HirokoXuの感想・評価

3.3
昨日まで配信だった。
この映像をきっかけに知ったお方。
雫がツーっと落ちて交わり大きくなる。
kenshin

kenshinの感想・評価

4.7
描きかたとかうんぬんではなく、ただただ感じる映画
内藤礼さんを紹介しようとしていた序盤より、感じたままに映し出しているような中盤以降の方が好みだった
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