子供の頃に居間のTVで途中から観たため、最初はドキュメンタリーかと思っていました。ドラマだと判った頃にはすっかり作品世界に魅了され釘付けになっていたものです。
基本的にプロの俳優を使わず、その場の…
音と映像とモノローグを中心に調律師の女性の人生を断片的に見せていく。
多くの喪失、別れを経ながらも音に耳を済ませて淡々と主人公は生きていく。しかし胸の内にはそれらに対する思いが残っている。
登場人物…
どう考えても過酷な人生(というか幼少期〜思春期)なのに、基本的に笑顔で、環境に順応して、自分で自分の道を切り開いていって、とても偉い。
「音が好き」という気持ちが原動力か。
別れがたくさんあって辛…
関わった人がどんどん死んでいくのほとんどホラー映画。たぶん岩井俊二の源泉。白い雪と赤い炎。生死の境で揺れる。椅子の上に目を瞑って片足で立つ中尾幸代→斧で木を割るおじい→ラムネの栓を叩き落とす中尾幸代…
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