主人公(中尾幸世)はピアノの調律師、東北で育ち、両親と兄を幼い頃に喪い、祖父母に育てられる。
東京に出てピアノの仕事につき、その後、調律師としていろんな人と出会い、別れる。
映像に引き込まれ、中尾幸…
一歳、母のミシンの音を聞いた 二歳、父の靴音を聞いた 三歳、古いレコードを聞いた 四歳、兄とピアノを見た 大きなピアノだった さわるとダイヤのような音が おなかの中にひびいた 調律 音を出すと子ども…
>>続きを読む主人公の栄子の仕草や言動、いろんな過去を抱えてるのに明るくてニコニコしてる姿がすごく胸につっかえた。でも可愛くて愛しくてずるいなあとも思った。私が若者の感性をしているからかわからないけど、どうしても…
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