前半~中盤?だったか、売春で捕まった女の子がソーシャルワーカーらしき人に諭される辺りとか、麻薬中毒の男の子がキリスト教の自助グループから帰依を促される辺りとかに自分も感情が揺らいでしまい、今回のワイ…
>>続きを読むテネシー州メンフィスの少年裁判所及び拘留所で撮影されたドキュメンタリー。
最後、強盗犯の運転手をしたが脅されていたから無実だと訴える少年に対し、無罪にこだわると刑務所で懲役20年になる可能性が高く、…
フレデリック・ワイズマン監督作品。
アメリカの少年裁判所(少年犯罪を対象とする特別裁判所)にて撮影された作品。
脅されていたから無実だと訴える青年、父親から性的虐待を受けたと思われる少女、幼児に…
そもそもはブラックボックスとしてお目にかかれる可能性0%のところを、100%にしてくれてるだけで頭が上がらない。終始劇映画かと思った。
刑務所でも少年院でもなく裁判所というのがたまらない。裁判長が「…
淡々と、相手がこうきたらこうだろうという機械的な処理を進めている大人側の対応。ラストの少年院か20年懲役かの判断でもそれは揺るぎないが、裁判所退出前の会話に人間味を感じた。
明かされないジェームズ・…
ワイズマンお馴染みのペドフィリアとプッシャーと強盗犯。人間が発話する、陪審員に戻すか少年法でさばくかその真偽は曖昧なまま。少年院に送られる事が確定し、号泣する青年の口あんぐりは大袈裟すぎて怖かった。…
>>続きを読むファーストカットの警察車両への寄りがあまりにも劇映画的ショットでビビるが蓋を開けてみればちゃんとワイズマン映画だった。情報量が多い上に後半はデブハゲクソおっさんが延々イビキをかき続けたのであんまり頭…
>>続きを読む断罪ではなく最善の裁量。子どものために建設的に議論する大人たち。ヘンリー・フォンダ似の裁判長の趣きがアメリカ映画的で良い。冒頭、カメラ前に駐車するフロントナンバープレートで裁判所ですと示すショットが…
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