美しく描かれているけど、だからこそ儚さと苦悩が浮き上がってきて心が痛かった。
表情が生き生きとしているリリーと、自分を偽っているかのようなアイナーの対比がすごく繊細に表現されてる。
性の多様性につい…
男である自分を受け入れられず、苦しみ、女性としての幸せを求めたアイナー。アイナーがリリーとして生きていくことを決め、日に日に女性らしさを得ていく中でのゲルダの葛藤、2人の心理描写が繊細に描かれている…
>>続きを読むリリーが内気な女性そのもので、エディレッドメインの演技が素晴らしかった。
ゲルダがリリーを葛藤しながらも受け止めるのは愛ゆえなんだと感じた。
リリーはもちろん、それを支えるゲルダの気持ちも考える…
なんとなく観るのをずっと先送りにしていた作品。
とても切なく儚い憧れと戸惑いの中に生きたアイナーとそれを葛藤と苦しみながらも愛で受け入れたゲルダの人格たるや。
愛してるのに求めてるものと異なるって…
自分が自分であると理解されない苦痛さ。否定される苦痛さ。
そして愛している人にも偽れと言われる苦痛さ。
愛している人を失わないためにはどちらかを殺さなきゃいけない。でもそれはどちらも殺すこと。ものす…
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