水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞の作品情報・感想・評価

水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞1956年製作の映画)

製作国:

上映時間:59分

3.5

「水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞」に投稿された感想・評価

とし

としの感想・評価

3.0
東映が放つ、水戸黄門漫遊記シリーズ第8弾(原題がTravels of Lord Mito Pt.8みたいです)。

黄門様が助さん・格さんをお供に諸国を漫遊中、1人の若い武士が大勢の追手に襲われている場面に出くわす。黄門様の命で、若い武士を助けるお供の2人。追われていたのは山吹半四郎という名で、殿様が家老の悪だくみで命を落としかけている上に、その娘である綾姫も危機である事を掴み、近くに黄門様が旅している事を知って助けを得ようとしていたのだ。当然、そのままにはしておけない黄門様は城下へ乗り込むが、油断した隙に痺れ薬を盛られ穴があいた船に乗せられ川へ流されて、絶体絶命!同じ頃、綾姫の味方をする中老・菊波は無実の罪で無残に殺され、その飼い猫であったタマは菊波の血をすすり化け猫として復讐に立ち上がった!…という内容です。

もうね、黄門様要らないし。アッサリ正体を明かしたと思ったら薬盛られて死にかけて。偶然通りかかった漁師がいなかったら、死んでるというね。途中からは化け猫無双で、人を操る・行灯の油を舐める・アクロバットな体術で相手を翻弄する・牢屋をぶち壊す・分身する・etc…。違う映画かと思いますよ(笑)。私が小学生の頃は、夏休みになると怪談シリーズみたいな感じで、化け猫の話も良く放送していましたが。まさに、あの時のワクワクが蘇りました!

因みに、化け猫が分身するシーンはCG無い時代なので、人海戦術。どう見ても分身全員の身長が違うのは内緒です(笑)!

BGMは大きな音なのに、台詞がボソボソと聞き取りにくいのが無かったら、4点あげても良いぐらい。他のシリーズも、見てみようかなぁ〜。
とも

ともの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なかなかホラー。
漫遊記シリーズ観たかったので観れて嬉しい。最後は手を振るハッピーエンド。この形が一番好きやな〜!お殿様も元気になったしね!
まこー

まこーの感想・評価

5.0
超絶大傑作!怪談オカルトアクション!終盤のスピーディーな殺陣に見事な特撮、アクロバティックなオカルト描写を素晴らしい音楽で盛り上げる!カッティングも優れてる!正直黄門様いなくても成立する。
かつてこんなにもアクロバティックに人を操る化猫はいるだろうか。
動機、容姿、襲い方、すべてが完璧。
無慈悲な死を遂げた飼い主の復讐に燃える化猫の話。

※水戸黄門です。
Amazonプライムを漁ってたら目に付いたこのタイトル。「非業の死を遂げた女主人に変わりその愛猫が化け猫となって復讐」というあらすじもあって膨らむ期待。さあどんなに恐ろしい化け物なのか。あら普通に可愛い猫ちゃん。しかし人に化けた猫ちゃんは容赦がない。憎き仇を見えない糸を引くかのようにグルングルンと振り回して(やられてる方の高い身体能力が要求されるアクションだ)、斬りかかられては姿を消しアクロバティックなバク転を繰り返しては間合いを詰めて分身の術で集団リンチ!猫なので噛み付き攻撃もバッチリだ。悪人どもの鉄砲攻撃も体を張って受け止める。気ままな生き物と言われる猫にこのような恩義があろうとは黄門様も大感心。ちなみに黄門様一行は偉そうに出てきて余裕こいてたら全員痺れ薬飲まされて川に沈められそうになった所を偶然漁師に助けてもらう役立たずっぷり。黄門様、水戸のお金で観光旅行してるだけじゃないですかーしっかりしてくださいよー
青二歳

青二歳の感想・評価

3.8
月形黄門シリーズ8作目。演劇やる方は"威厳を出す"ってどう習うんだろう(威厳って偉そうな権威だけでなく"徳"を感じさせる圧倒感)。月形龍之介の黄門さま…観れば観るほど引き込まれる。
徳を感じさせる権威者となると洋画ではかなり微妙…徳治政治ってファンタジックな世界感なら出てきたりもするか…?邦画でも…うーん、あとは嵐寛くらいかなー。これは新東宝の社長が仕掛けた威厳だったけども(アホみたいに社員総出で送迎したりして嵐寛を"その気"にさせたとか諸々ぶっとんだエピソードがある)。

まぁ月形龍之介黄門の魅力は置いといて、今作は世継ぎをめぐるお家騒動を化け猫映画の仕上がりにしちゃうという娯楽作。まさにプログラムピクチュアって感じですねえ。時間も短いし楽しいです大好き化け猫映画!ヽ(・∀・)ノまさに水戸黄門feat. 伝奇怪奇譚♡
ちなみにお蝶の生い立ちが語られる涙の回。