トムヤムくん

Wの悲劇のトムヤムくんのレビュー・感想・評価

Wの悲劇(1984年製作の映画)
4.0
夏樹静子によるミステリ小説『Wの悲劇』の"舞台"を演じることになった若手女優の成長譚。原作の小説はあくまで舞台劇でしか登場しないという少し不思議な作品。

でも、この虚構と現実が混ざり合い、次第に劇中劇と役を演じるキャラクターが重なっていく二重構造がすごく面白かった。ちょっとだけ『ドライブ・マイ・カー』っぽかった。この企画がスっと通った80年代の日本映画界、流石に輝かしすぎる。

また、当時20歳の薬師丸ひろ子は肝が据わりすぎているし、三田佳子の女優っぷりもたまらない。要所要所に気になる点はありつつも、キャスト陣の演技力とオーラでそれをカバーするという見事な作品だった。
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    文章を書くのはあまり得意じゃないので大目に見てください。評価の基準は、大体こんな感じです。 ☆5.0 〜 4.6最高 ☆4.5 〜 4.0 面白い ☆3.9 〜 3.4 普通(基本的にこれが多い)…

    文章を書くのはあまり得意じゃないので大目に見てください。評価の基準は、大体こんな感じです。 ☆5.0 〜 4.6最高 ☆4.5 〜 4.0 面白い ☆3.9 〜 3.4 普通(基本的にこれが多い) ☆3.3 〜2.9 微妙 ☆2.8 〜 1.0 つまらない よろしくお願いします。 #オールタイムベストマト100 随時更新中