もう何度も観ているけれど、小さく話すような彼女の声と、画面全体に広がる懐かしさと温かい切なさにきゅんとさせられる。
初めて劇場で観たとき、とてもよくて涙が止まらなかった。
誰の目線に立つこともできる…
声優凄く合ってると思った。広島の独特な喋り方がこのストーリーに噛み合ってる。そして純愛、戦争、家族、といろんな軸で動いているストーリーで観ていて飽きがこない。いろんな出来事が実は繋がっていて、面白い…
>>続きを読む国内クラウドファンディングにより映画製作されたアニメーション作品。
そしてヒロインである、すずの声優には、突如芸能界から消えてしまった、「能年玲奈」改め、「のん」が起用。
これは偶然ではなく、必然だ…
個人的には凄く好きな作品だった。
史実を舞台にしつつもある程度のフィクションを交えた作品は作風としては有りだと思うし、気軽にそういった作品を世に出せるとどれだけ良いだろうと思う。
ただ、現代で太平…
80年前の広島、呉。
戦争が始まる前も、戦時中も、戦争が終わっても、続いていくすずの日常。
おっちょこちょい少女として描かれるすずが心の中で思う言葉の一つ一つがずっしりと紡がれ、後半涙が止まらなくな…
苦しい。
何度観ても苦しい。
愛おしい生活が壊れていくのは苦しい。
たくさん失ってなお生活が続くのも苦しい。
私が幸せな子供時代を過ごせた事は奇跡で、今ある括弧付きの平和を大切にする為には努力しなき…
© 2019こうの史代・コアミックス / 「この世界の片隅に」製作委員会