白い刻印 アフリクションの作品情報・感想・評価

『白い刻印 アフリクション』に投稿された感想・評価

3.0

立ち位置的に、ジャックが弟だと途中まで勘違いしてた。半分過ぎるまで出てこないのは流石に遅すぎる。冒頭のモノローグから上がった期待感に応えるほどの衝撃は正直感じなかった。

たしかに重なった事で一線を…

>>続きを読む
菩薩
3.8

最高。妻すら見殺しにしたDVクソ親父の荒過ぎる気性を知らず知らずのうちに継承してしまった発狂中年おじさんがとある事故をきっかけに陰謀論に傾倒し自らの正義を追求していく過程で発狂度を深めていき最後には…

>>続きを読む
Omizu
3.5

【第71回アカデミー賞 助演男優賞受賞】
『魂のゆくえ』ポール・シュレイダー監督がラッセル・バンクスの小説『狩猟期』を映画化した作品。アカデミー賞では主演男優賞(ニック・ノルティ)と助演男優賞(ジェ…

>>続きを読む
3.5

正義を求め、良き人間でありたい。
その一心で動く主人公が全てを間違い、最も憎む存在と同化していく結末が恐ろしいことこの上ない。

本作は原作があるはずなのに、傑作『ハードコアの夜』と並んで監督の人生…

>>続きを読む

雪田舎の中年警察官ニック・ノルティ。
地域や男社会の上位にいるようでも、暴力的な父親の影響から抜けられずに鬱々としている。
殺人事件の顛末はお粗末というかマクガフィンなのでどうでもよくて、本質はニッ…

>>続きを読む
muscle
-
フィルムの白さと煌めき。車に運転しながらひらめいたり、狂うシーンがポール・シュレイダーの映画に多すぎる。

閉鎖された田舎町で起こった狩猟事故をきっかけに警察官ウェイドの生活が狂っていく話。

俺らが知りたいサスペンスの結末をチラつかせながら違う角度で進んでいく独特の展開と、人間の脆さや愚かさがこれまた普…

>>続きを読む

父親がジェームズ・コバーンで息子がニック・ノルティとウィレム・デフォーってどんだけ濃い家族だよ!

ポール・シュレイダー作品の例に漏れずノルティ演じる主人公は、妻に暴力を振るって離婚され、娘の親権に…

>>続きを読む
みぎ
-

原作ものだがシュレーダー自身の話のようにも思える。シリアスな内容に対してニックノルティのキャラクターがあまりにも短絡的で浅い人物に見えて少々疲れる。雪景色が『スウィートヒアアフター』を連想するなぁと…

>>続きを読む
am52
3.5
このレビューはネタバレを含みます

幼少期のトラウマが及ぼす刻印は、強烈に纏わりついて離れない。

父の暴力から孤独に耐えて来た、助けの求め方を知らなかった兄が、誰かを信じようともがいて、足掻いて。けれども、辿る末路はそんな父と同じで…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事