黒沢清作品だと珍しい王道スポ根映画。脚本自体は王道なのに黒沢清だけあって主人公が沸点が異様に低過ぎる気の狂った暴力男で最高。一旦競輪から離れていた主人公が復帰を決意してウザい職場の上司をワンパンで気…
>>続きを読む黒沢清作品をコンプリートしている知り合いから「清の映画の中で最も運動が素晴らしく描かれている!最高傑作の一つだから観ろ!」と言われて鑑賞。
なるほど確かに極めて優れた運動の映画。
自転車という装置…
漫画もキャラも展開も全てコミック、しかしイズムがある。動から静へ、そして再び動へ。感情の喪失と驚異的に回る車輪、鳴り響く鐘。
トンネルを自転車を押して通っていく選手たち、影のように歩いてきて、規則…
文字通り運動の映画。Vシネ時代の黒沢清最強すぎんか…。激情というか沸点の低さのせいで社会と折り合いがつかない、どうしようもねー主人公像が大好きです。一発ぶん殴っての退職!
人物の感情が常に1種類に…
アッツ。アツすぎる。黒沢清っぽい不穏な演出は薄い(滑り台のシーンの立体的な長回しに相米慎二を感じるが)ものの、この脚本ではこれで良かったと思わされる。これまでの人生において西村和彦に向き合ったことが…
>>続きを読む面白すぎた。
立教の講義で一瞬流れたシーンが頭から離れなくて観た。
特異的なフィルモグラフィで2度とこんな作品作らないだろうなとは思うけども、根本的にはワンカットで観せたり、アメリカ映画的であったり…
大傑作。ここ数年、もしかすると人生においてすら最もショックを受けた映画かもしれません…
ピカソが描いた普通の上手い絵
誰よりも速いのに、空間の立体感を全く失わない
運動の魅力にうっとりするのに、物語…