システム×自縄自縛によって窮した女性がえらいことになる、あるいはえらいことをする、というトリアーの様式美(呪いの旅路)の、出立地みたいな映画であった。ギリシャ悲劇ってのは何ともヘンな話が多いなあ、と…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ラース・フォン・トリアーが、カール・Th・ドライヤーの遺した脚本を元に映画化したもの。
王女メディアの話は知らなかったけど、夫に裏切られて国を追放させられることとなった女の復讐劇という、確かにトリア…
パゾリーニ監督《王女メディア》と同じく古代ギリシャ悲劇、エウリピデス著《メディア》を基にした作品
注目なのは…同じデンマーク出身のカール・ドライヤー監督による脚本(遺稿)にオマージュを捧げつつ、ト…
カール・T・ドライヤーが遺した脚本をもとにラース・フォン・トリアーが独自の解釈で映像化したエウリピデスの「メディア」。「メディア」の映像化にはパゾリーニの「王女メディア」があるが、トリアーはメディア…
>>続きを読む浅いところでしか見れてないのだが、子供を◯◯したり馬の動物虐待描写も「エレメント・オブ・クライム」に続いてあったりと、この当時からスタンスが固まってきている様子。
原作をまだ読んでないが、ギリシア悲…
ラース・フォン・トリアー監督の初期作品で、「ヨーロッパ三部作」の合間に制作された一作。引き続きデビュー40周年 Blu-ray Boxにて鑑賞。
メディアと夫イアソンは、幼い子ども2人とコリントス…
【カール・テオドア・ドライヤー】
2010年発、英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」84位。
【映画史を作った重要な映画50本】
裁かるるジャンヌ(ガール・テオドア・…
カール・テオドア・ドライヤー監督の遺稿をラース・フォン・トリアー監督が撮る、しかもテレビドラマとして。
1988年のデンマークの出来事とはいえ、なんという挑戦、企画でしょう…。
しかも実際に鑑賞して…