対話の殆どが物語の筋を追っている訳ではないのでしんどい。ラジオや時計などへの拘りの意味が分かるのもラスト近くになってからだった。監督自ら演じる主人公がリングへ上がるまでの一連の展開はドラマがあるの…
>>続きを読む所有DVDBOX再鑑賞。アンジェイもの第二弾。
前作ラストから地続きな極私的旅路の中心で主張する列車の存在感が如何にもポーランド映画っぽくて歓喜。ボクサーとしての試合に対する表題でありながらテレサ界…
「不戦勝」
冒頭、女性の静止画。
兵役を終え30歳を目前に控えた流れ者のボクサー。列車、地方都市、偶然の再会、旧知の娘テレサ、行動を共に、経験、初心者向けボクシング試合、出場、優勝、商品の獲…
ゲオルギーダネリアの『私はモスクワを歩く』のオマージュ
予想的中、やっぱり『若者のすべて』のオマージュしてた
最近、歴代の映画観てると、その映画がどの時代のどの作品から影響受けてるかすぐに分かる…
やばいくらいカメラがやばい。
計算尽くされたカメラワークのヤバさにストーリーがもはや頭に入ってこない。
とりあえず30歳までもうすぐの男の1日半を描いた映画であり、彼はどうしようもないくらい無の感…
もう初心者でもないのにボクシングの初心者試合をこなして小銭を稼いでる「無」の29歳と364日と15時間。主演を努めて詩を書いて絵を描いて監督しながらボクシングするスコリモフスキ何者なん…ラストでとん…
>>続きを読むイエジー・スコリモフスキ監督の処女作である「身分証明書」と同様、主人公を監督自身が演じておりそれも役柄も一緒である。
またも若者の漠然とした将来への不安がテーマ。
一瞬訳分からない表現が多いのだ…
リアルとは違う映画の力、迫力
凄い!スコリモフスキ
正面からの顔
ヤギやスリや切り絵師
チョークで書かれたソファ
ポータブルラジオ
録音手紙
ボクシングシーン
バイクで追いかけ、汽車から飛び降りる…
列車で終わった物語は、また列車から、、今度は不戦勝物語。
「身分証明書」の続編という設定で二作目の長編作品。
まるで一作目の直後のような見せ方だけど、実際にはアンジェイは間もなく30歳を迎えるお…