Jackie
1963年11月22日、ジャッキーの愛称で親しまれたジャクリーン・ケネディの人生はこの日を境に一変した。テキサス州ダラスでパレード中、夫のジョン・F・ケネディ大統領が、目の前で暗殺されたのだ。しかし、彼女には愛する夫の死を悲しむ時間はなかった。葬儀を執り仕切り、代わりに昇格する副大統領の大統領就任式に立ち会い、更にホワイトハウスから出て行かなければならない。事態を飲みこめない幼い二人の子供たちへ…
1963年11月22日、ジャッキーの愛称で親しまれたジャクリーン・ケネディの人生はこの日を境に一変した。テキサス州ダラスでパレード中、夫のジョン・F・ケネディ大統領が、目の前で暗殺されたのだ。しかし、彼女には愛する夫の死を悲しむ時間はなかった。葬儀を執り仕切り、代わりに昇格する副大統領の大統領就任式に立ち会い、更にホワイトハウスから出て行かなければならない。事態を飲みこめない幼い二人の子供たちへの対応に苦しみ、夫の命を奪った犯人に怒り、様々な感情がジャッキーを襲う中、何よりも彼女の心を占めたのは、暗殺されるや否や夫が「過去の人」として語られることへの憤りだった。夫の名が後世まで語り継がれるかどうかは葬儀までの4日間のジャッキーにかかっている ―彼女自身がそのことを一番理解していた。夫が築き上げたものを単なる過去にはさせない― ジャッキーの決意が、最愛の夫を伝説にする。
"悲しみの闇"
比較的によく扱われるテーマ「JFK暗殺」。それを大統領婦人"ジャクリーン・ケネディ"にスポットを当てて描いているのですが、とにかく演じたナタリー・ポートマンの凄さに脱帽です。まさに…
あなたの先入観を裏切る作品です。
だからこそ、ジャクリーンの真実を初めて描くことができたのだと思います———三木哲男(中央公論新社 学芸局長[前婦人公論編集長])
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てっきりJFK暗殺後にケネディ夫人が
どう言った行動を起こしていたのかについて描くのかと思ったらそれはまぁそう
だったのだが、なんというか淡々とし過ぎていて少々眠かった。ドキュメンタリー風
だったの…
変則的な流れ方をする感じが、彼女の心の激しい揺れを象徴するようで、観ている方の心もぐらぐらした。
大切な人を突然、しかもあんな形で失って、まともな思考を求める方がおかしい。でも、ずっと大衆の目に晒さ…
© 2016 Jackie Productions Limited