微笑むブーデ夫人の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『微笑むブーデ夫人』に投稿された感想・評価

フェミニズム映画史における先駆的作品として評価される本作。抑圧的な夫との日々に疲弊したブーデ夫人の内面を、夢想と現実の狭間で繊細に描き出している。彼女は日常の閉塞感から逃れるように空想の世界に没頭し…

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映画史枠
死ぬまでに観たい映画1001本

夫が嫌いでしょうがないブーデ夫人が夢想を繰り広げるフェミニスト映画の先駆とも評される1923年のフランスのサイレント映画。

今回、初見。

せっかく外に…

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醜悪な夫のモラハラから逃走する為にひたすら自宅で夢想する夫人の諦念。背景を暗くし人物を際立たせ抑制された表情で抑圧された感情を引き出し、内面の視覚化とフランス地方で閉じこもる閉塞感を描く事に成功した…

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さっ
3.8
花瓶の描写があるあるすぎる
アノ
3.0
アレクサンドル・アルキリエールのやりすぎ悪辣演技に笑う。
ラストの視線の合わなさは演劇的とはいえ中々の迫力。
菩薩
-

ノーパンチ松尾ばりに「お願いだから死んでぇ…」と夫の死を願う妻、幸い夫は空の銃をこめかみに当てて嘘やねんと面白がって見せる何が面白いのかさっぱり分からない狂言自殺未遂を得意としているから、そこに銃弾…

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inu
3.4
夫人の妄想シーンの不気味さが良かった ブニュエルとかもだけどこの時代にこの演出はおしゃれすぎんだわ
千秋
3.0
めちゃくちゃ不仲ぁ!
ブーデ夫人めっちゃ仕草可愛かった
サイレント映画だけど時間も短く見やすかった
夫のブーデ氏が両手で机バンバンしたり、ピストルをこめかみに当てて「弾入ってませんよ〜」とやったり、楽しい狂人っぷり。汚ったない歯を見せて笑うクロース・アップもすんごい。

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