このレビューはネタバレを含みます
場面展開によって主役は変わっていくけど、あくまでブスカペの主観で物語が展開していくから、見る前の印象より大分観やすかった
あの地獄みたいな街で成り上がって強大な力を手にしたのに、孤独から抜け出せず…
「史実は小説よりも奇なり」
2人のギャングとその世界で生きるカメラマンの少年がスラム街の現状を映し出す。
カメラマン視点とギャング視点から見るストーリーは面白かったが逆にそれがネックでもあった。
…
なにかを手に入れるためには暴力の行使が当たり前の街で、それを見た子供たちはまるでちょっと遊び行こうぜくらいの気軽さで銃を振り回すし、しかもそれがどう足掻いても繰り返すという虚しさ。
倫理観を逆撫でる…
舞台は日本の裏側にある国ブラジルにおけるスラム街。そこに暮らす若きギャングたちの群像劇である。街では命のやり取りが日常であり、舐められないためなら躊躇せず銃をぶっ放す。治安なんて言葉は生易しい。残機…
>>続きを読む高校時代に1番好きだった映画。
60年代のリオデジャネイロ。
子供達はサッカーボール一つで十分だった。
もちろん、裸足で。
当時の街の移り行くスピード感が、あまりにも苦しい。
weedを燻らせ…
このレビューはネタバレを含みます
疾走感とフワンフワン浮いてるカメラワークと色味が好き
リトルゼの悲しきモンスター感…
資金確保、軍備拡大、人員増強
銃を担いでるギャング達の中をカメラ抱えてウッキウキで立ち去っていくブスカペが眩し…
数々のショットが織りなす”神の街”の実話
2人の主人公を中心に物語を展開しながら、登場人物の個性と人間臭さで魅せる演出にシビれた。悲劇が更なる悲劇を呼ぶ悪循環が凄まじく、スラムの残酷な実態を思うと…
このレビューはネタバレを含みます
およそ20年間にわたるスラム街でのギャングによる抗争を、ジャーナリスト志望の第三者視点によって実話ベースで描かれる。
息が詰まるような物語とテンポ、濃いキャラクターに、入り乱れる暴力と復讐の連鎖。…
(C)O2 Filmes curtos Ltda. and Hank Levine film GmbH 2002.