魔女 女だけでの作品情報・感想・評価

魔女 女だけで2009年製作の映画)

Le streghe, femmes entre elles

製作国:

上映時間:21分

3.6

『魔女 女だけで』に投稿された感想・評価

寝そべる女と、丘の上に立つ女二人をロングで捉えた固定画面から始まる。ストローブ単体になって以降、人物のポジションとその視点の変容は繰り返し描かれているが、今作ではロングショットの中で人物が首から上を…

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上映会にて鑑賞。
前情報なしで鑑賞したので原作を知ってからの方が良かったと思う。どの作品も声がとても鮮明に録れていて、後で当てているようには見えないのだけれどすごいなと思う。
昼寝

昼寝の感想・評価

3.3

森の中で神話的なテキストを独特な発生で読む、いつものやつだな~~って感じ。森の中って撮影難しいんじゃないかと思うけど毎度絶妙なカメラポジションを見つけてくる。短いしストローブ=ユイレ入門編にいいと思…

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ベートーヴェン「ディアベリ変奏曲」で始まる。
寝そべる魔女キルケーと、視線をそむけて話す女神レウコの恋バナ。
カットの断絶。
「結局その男を狼にも豚にもせず、思い出にしたのね」
「死せる者が死せぬ者…

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Mypage

Mypageの感想・評価

-
よかった。
町田康の古事記読んで神々の会話への耐性が若干ついてた。

ジャン=マリー・ストローブ監督作品。
「レウコとの対話」の1篇、魔女キルケーと女神レウコテアーの対話「魔女」の映画化。

二人の女性の対話。魔女の寝そべり方が特徴的で面白い。キルケー側が明るく、レウ…

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ここで触れ忘れていたストローブの作品。

木々の根っこが印象的。
ユイレ亡き後のストローブ。森に寝そべる魔女と女神の会話。フレーミングに対する感性。土曜に観たけど読まれたテクストの記憶はほとんどない。

久方ぶりに観るストローブ(ユイレが亡くなったあとの作品ゆえストローブ=ユイレ、ではないが…)。かつてほどの構図の厳格さはうすれているが、やはりストローブだ。登場人物2人(1人は女神役だが)の視線に注…

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