語り手の身振りや聞き手の反応がドキュメンタリー性を高めているように感じる。一方でフィクション→ドキュメンタリーの順に提示されることにより、ドキュメンタリーの作り物感も増している。
そもそも現実でこん…
ノンフィクションは作ることができる。
何が現実と創作を分けるのか。ちょっとした対話の仕方の違いだろうか。
これの面白い点は先に創作を持ってきたというところだ。本来の元ネタであるはずの後者のドキュメン…
いいですねー!卒制だったら、4年間の集大成で構成勝負?って言ってしまいそうですけど、卒制じゃないので最高です。
決して落語ではないなぁ、とも思います。聞き手の反応がすごく面白い。リアクションが大事だ…
同じ話をフェイクション版とドキュメント版の2部構成にして連続で流した意欲的な作品。フランス人特有だと思うが、ドキュメント版は話す時の身振りや目力を使った主張がやたら多い。フィクション版はそれらが抑制…
>>続きを読む(別媒体から感想を転記)
2023/10/14
男性が、一時期のぞきに傾倒していたというエピソードを語り始める。これが本当に不愉快な話。不愉快だけど一貫して筋が通ってる。性器単体で気に入ったとか醜…
タイトル通りろくな話ではないのに、やたらと話の流れやワードセンスが光っていて、聴かせる話になっているのが面白かったです。発見編→実践編→応用編の流れでさも哲学的に話すんだけども、あんたがやってるの覗…
>>続きを読む人間の複雑さを正直に描いた作品
とあるカフェで、自分の噂を耳にしたことが契機となり、"のぞき"という恥辱的な快楽の名前とはまり込んでいく自らの様子を克明に語ってゆく男性
邦題は「不愉快な話」にも…
2024/114
不愉快な話題ではあるけど面白かった
彼が穴から性器を覗く行為で"勃起"ではなく、"濡れた"と表現した点については私はその違いをなんとなくわかる気がする。
濡れる=官能性(頭の中の…
© Les Films du Losange