『人は愛なしには生きられぬ』アル中の元メキシコ駐在英国大使とその妻、大使の弟三人の愛憎劇が24時間という限定された時間で見事に描かれた作品。
アル中男アルバート・フィニーがお茶目で可愛いが、世話す…
マルコム・ラウリーの原作をジョン・ヒューストンが映画化。カザンのふもとにあるメキシコの町。死者が帰ってくるという節目の日。別れた妻が帰って来る。「もう一度やり直そう」と妻はこんがんするのだが。夫とそ…
>>続きを読む【酔っぱらいの罠にかかった溜息】
マルカム・ラウリーの破滅型の男を赤裸々に晒したヌーヴォーロマン小説を映画化したもの。原作はあの大江健三郎にも影響を与えた文学史上に残る金字塔。(既読済み)
アル…
前半はメキシコの観光映画としても楽しめるし、ここってリメンバー・ミーと同じ土地だよね。万霊節の日、アル中廃人のアルバート・フィニーがひたすら街を彷徨い続けるだけの話であるが、ラストの異様なモンタージ…
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酒びたりの元メキシコ駐在英国大使とその妻、大使の弟三人の愛憎劇を24時間という限定された時間で描く。
1938年のメキシコ、万霊節のパーティでにぎわう火山のふもとの町アル中の元イギリス領事ジェフ…
オープニングが「リメンバーミー」みたいで可愛いくて街並みもお祭りも観ていて飽きないです。監督のメキシコ愛が溢れてます。悪者のリーダー?役が「真珠」の監督エミリオ・フェルナンデス!自分の映画を酷評した…
>>続きを読む祝祭的ムードが横たわりながらも常に死の影が付き纏う不穏さがメキシコという土壌と絶妙にマッチしててゾクゾクしちゃう。
不快指数高めの酔い方で魅了するA・フィニーが出色。死者の日に愛を求めて彷徨する…屈…