フランス映画祭にて。
離婚した夫婦が死んだ息子からの手紙を受け取ったことから始まる物語。
スピリチュアルな部分が多いかと思ったら、とても人間臭いロードムービーでもあった。
ユペールもドバルデューも…
カルフォルニアでもフランス人。
どすこいドパルデューとか細いユペールの画づら&埒もあかない喧嘩に喪失云々はあまり入ってこなかったところに、突如それまで出てこなかった名前の呼び掛けの、ぐだぐだを霧散す…
オカルトっぽい話なんだけど、主演の二人が名優すぎて、リアルに感じられた。場所の力も大きかった。
鑑賞中、ジェラール・ドパルデューの亡き息子ギヨームのことが頭から離れなかった。
ドパルデューの役名ジ…
2016年フランス映画祭にて
半年前に自殺した息子からの手紙には、ある日時にカリフォルニア デスバレーのある場所に両親2人で来て欲しいと書かれていた…〈そこに現れるからと……〉
離婚していた夫婦が…
デスバレーという土地がもたらす神秘的な雰囲気と、息子を失ったのをきっかけに久々に再会した夫婦を演じるイザベル・ユペールとジェラール・ドパルデュー。監督も言っていたように背景選びがものすごく重要な意…
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