愛と死の谷の作品情報・感想・評価

愛と死の谷2015年製作の映画)

Valley of Love

製作国:

上映時間:92分

3.5

「愛と死の谷」に投稿された感想・評価

離婚した夫婦が死んだ息子からの手紙を受け取ったことから始まる物語。スピリチュアルな部分が多いかと思ったら、とても人間臭いロードムービーでもあった。ユペールもドバルデューもちょっとめんどくさいキャラだけど息子のこととなると協力。息子はこんな両親の姿が見たかったのかも。
mayuuu

mayuuuの感想・評価

-
死をにおわせる違和感がずっとまとわりついてくる不思議な映画、フランス映画は俳優女優が何歳になってもラブロマンスを演じられると聞いて素敵だなと思った
初アンスティチュでした。映画はまぁまぁです。
カルフォルニアでもフランス人。
どすこいドパルデューとか細いユペールの画づら&埒もあかない喧嘩に喪失云々はあまり入ってこなかったところに、突如それまで出てこなかった名前の呼び掛けの、ぐだぐだを霧散するような情動におおっとなった
オカルトっぽい話なんだけど、主演の二人が名優すぎて、リアルに感じられた。場所の力も大きかった。

鑑賞中、ジェラール・ドパルデューの亡き息子ギヨームのことが頭から離れなかった。
ドパルデューの役名ジェラールはそのままで、監督の名前はギヨーム。
ドパルデューは救われたいのか…
息子の面影を探しているのか…
息子に腕をつかまえられたいのか…
息子を供養したいのか…
リアリティとフィクションの狭間でラストまでは少し飽きる部分も有る。
けど、流石のイザベル・ユペール 最後は魅せてくれた。
しかし、あの太っ腹をずっと画面で見るのは耐え難い。
Kiki

Kikiの感想・評価

3.3
2016年フランス映画祭にて

半年前に自殺した息子からの手紙には、ある日時にカリフォルニア デスバレーのある場所に両親2人で来て欲しいと書かれていた…〈そこに現れるからと……〉
離婚していた夫婦が、手紙に導かれ数年ぶりに再会するストーリー
2人の会話劇から息子の生前やそれぞれの新しい家族の様子が少しずつわかっていくのだが…

もういないのに会いたいんですよ息子に(辛いな)

フランスを代表する2大スター俳優
イザベル・ユペール、ジェラール・ドパルデュー

スピリチャルな出来事は、信じる方なので
ざわつく風や動物の異状にはビクつきつつ前のめりになった!デスバレーの大自然だからこそ起こりうる事象に唸る。ジェラールさんが巨体過ぎて‥妊婦臨月以上のお腹に驚いた!
歩くだけで、汗ほとばしり はぁはぁと息切れが一層緊張感増して…演出だったら凄いなと思いますが、太りすぎですわな。

ラストの顔で締めは完璧‼︎
2016年フランス映画祭にて。
デスバレーという灼熱地で愛と死の悲しみを平行線で描いたような作品。
Momoka

Momokaの感想・評価

3.7
デスバレーという土地がもたらす神秘的な雰囲気と、息子を失ったのをきっかけに久々に再会した夫婦を演じるイザベル・ユペールとジェラール・ドパルデュー。監督も言っていたように背景選びがものすごく重要な意味を持つし、現実の世界からは逸脱した場所でだからこそ生まれてくる感情を見事に役に昇華する2人の演技が素晴らしかった。俳優自らが演じる過程で映画を体験して、それを観る人もまた体験することができる。
言葉はなく、でも確かに2人の中で何かが大きく変わりそれをお互いに確信し合うラストシーンはとても好き。
フランス映画祭にて。上映後、監督とイザベル・ユペールのQ&A付き。ユペールもすばらしいが、久々に見たジェラール・ドパルデューがよかった。彼の魅力はなんなんだろうね。ずっと見ていたくなる。デスバレーに二人の名優のサングラス姿が絵になること絵になること。お話はフランス映画にしてはめずらしい死者との交信的な内容。最近だとアピチャッポンを連想した。ヨーロッパ人より日本人のほうが伝わる映画じゃないだろうかか。あとほんのちょっとリンチの香りもした。
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