革命とは何か、どうあるべきかを、極めて独創的な映像手法で描いた作品だと感じました。
長回し中心の構成ながら、ロングカットの中には常に人物やカメラの動きがあり、視覚的な緊張感が途切れることなく、鑑賞で…
新文芸坐シネマテークでのヤンチョー・ミクローシュ特集で鑑賞。先週の「密告の砦」は見逃してしまって悲しい。本作もヤンチョー監督らしい長回しと動き続ける群衆が印象的で、舞台もプスタの大平原だった。
凄…
儀式的な動きがとめどなく連鎖していく様に視覚的な驚きと喜びがあり、限られたカット数からすべてが綱渡りの緊張感で綴られていく復讐の圧巻スペクタクル。人々がまるで統率の取れた機械仕掛けのギミックのように…
>>続きを読む大地 人間 権力 馬 ヘリ 砂埃 横暴 復讐 支配 革命 闘争 理想 現実 絶望 希望 失望 過去 現在 未来 本能 永劫 回帰
呪術的イメージが紡ぐ
政治の季節 〜 近代革命時代 〜 オレステイ…
✔️🔸『エレクトラ、わが愛』(4.7)🔸『密告の砦』(3.9)▶️▶️
ヤンチョーの『赤い聖歌(讃美歌)』と並ぶ最高の映画的達成の作であり、これくらいだと感じ入るは、これまで本邦一般公開がなさ…
なんか、めずらしくドラマチックな感じ。
殺された人がふーっと次のショットで生き返っている、とか、それに対する驚きの無さとか、色んなことがただの神聖な事実。
エレクトラはやっぱり有名な女優さんだったの…
「新文芸坐シネマテークvol.51/ヤンチョー•ミクローシュvol.3」で鑑賞。
15年前に王アガメムノンが殺害され、暴君アイギストスが権力を握る世界。
アガメムノンの娘エレクトラは降伏を拒み、兄オ…
【鑑賞メモ】
蝋燭。
夕日と地平線。
鞭の破裂音。
駆ける馬。
戯曲チックで、儀式チック。
民族衣装っぽいものを着た群衆が、ずっと踊って動いている。情報量の多い長回し。
漂うミッドサマー感(※未鑑…