脚本家がヨーロッパ横断特急で目についた男をネタに録音テープに吹き吹き運び屋の物語を練り上げる、だと思う。
暇潰しがてらの脚本なので創作劇の中での逃走がひょこひょこしてたり中身は何だ!という尋問がカ…
この監督は、
あらゆる分野において、
突出した変態的センスの持ち主というか、
それが仇となって、映画界の中では少しコアな部類に入っている気がする。
3人の脚本家が、
移動中の鉄道内でストーリーを構…
物語を構成していく過程そのものが映画になる。心象風景→現実→心象風景…と進行するものの、反復と度々の修正でその境界が徐々にぼやけていく。最後の現実パートのはずなのにトランティニャンとバッチリ目が合っ…
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設定も構想も好きなのだが、
結構退屈した。
事実なんてどうでも良いだとか、メタフィクションだとか好きなんだけど、
他作品は虚構と現実の入り乱れ方がもっと複雑で難解なのに対して、
今作品は終始明白…
アラン・ロブ=グリエ2作目
映画を作る作り手と、彼らの口から生み出される物語の中の人々が、交錯し合うのがなんともたまらない。時々設定に矛盾が生じて、修正を入れていくところはちょっと笑える。
前半の…
パリとアントワープの間で麻薬を運ぶエリアスが連絡員のエヴァに裏切られ殺すという話をヨーロッパ横断特急の中で同時に書いてるお話。ひたすら鼻につく。
劇中劇的に作成されていく物語をそのまま映画にすると…
面白っ!正直最後のシーンまではかなり退屈だなぁと思っていた。というのもメタフィクションで映画内の監督が止めては撮り直したりする、という前評判だけ聞いていてもっとテンポ良く巻き戻ったり進んだりするのか…
>>続きを読むラストでちょっとがっかり……。快楽の漸進的横滑りみたいな映像美もあんまり無かったし、うーん。メタフィクションに親しみがあんまり無い状態で見ればアイデア一本勝負も面白がれたのかな、と思う。シーン毎の構…
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