ノー・ホーム・ムーヴィーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ノー・ホーム・ムーヴィー』に投稿された感想・評価

目黒シネマ
シャンタル・アケルマン映画祭

'家からの手紙'の次にこれを観た。
後半お話する元気も無い母の姿が辛かった。
お母さんとの関係が、おばあちゃんとわたしの関係みたいだった。シャンタルの声が少年みたい。
toch
-
ちょっとこの映画はいまの自分には辛すぎる内容だと途中で気づいたので寝ることにした。5年後くらいに観れたら良い。
3.2
Macの横にあるアメスピのかっこよさ、日に日に弱っていく母親、とにかくSkype切らない親子。
悠
4.0
流石アケルマン
不在と存在が揺れる中にある愛情を視覚化することに成功している
母とその周辺に対しての愛に満ちている
こういうの撮るのは僕には気恥ずかしいが
素直でよろしい
後半画面が暗くなって急に白飛びへ。これで最後なのはすごくアケルマンらしいと思う。

母が死ぬまでの記録。荒れた地に吹きすさぶ、決してうまくいかなかった母との関係を、それでもとにかく愛していた母を。母が死に、後を追うようにアケルマンも自殺する。母の言葉は娘が望むセリフのようでもあり、…

>>続きを読む

終始心理的な押し問答をみせてくるばかりで、ほぼ、出来事を起こさないアケルマン。出来事を起こす力はあるのに素通りするに等しい。本質には触れない優しさという残酷さ。

追記:『街をぶっ飛ばせ』で使われた…

>>続きを読む

要再見。親密にして、悲痛。最後のあたりで、チェアに横たわる母ナタリアが「シャンタルはどこ?」と呟いたあと、しばらくして画面が切り替わり、急に露出オーバーでほとんど真っ白に近い映像になって、カメラが大…

>>続きを読む
ぱ
-

母の遍在。Skype画面、ジャンプカット、時と場所を超えて立ち現れる。というか、場所はもはや関係ないのかもしれない。

掃除機をかける音は母ではないかもしれないが、一時でもそれを母だと思ったのなら、…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事