「カメラは、武器だ」
「わたしは映画を歩きながら撮っている」
「言葉には今でも力があると思う?」
人間の犠牲者の生々しい死体もつらかったけれど、猫の傷つけられた姿や脅えている姿に涙が出た。人間が起…
生々しい映像が次々と並べられる。それらの映像が男女の会話と共に映画は流れていく。この演出は好み分かれるかも。文学っぽいものに弱い自分には映像のリアリティがセリフによってぼやけてしまう感じがあった。
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詩的でいて荒々しい。芸術的でいて残酷。
1001人のシリア人男女が撮った映像を繋ぎ合わせた映画。出産、拷問、歌、爆発、銃撃、死体、学校へ行く子ども、傷ついた猫、流れる血、白い洗濯物を揺らす柔らかな風…
現実は小説よりもビビッドで心を揺さぶる。リアルだと思いたくない苦々しい血の流れ方、冷酷さが麻痺した暴力、空爆が日常になる世界。それでも子どもは無邪気に母に贈る道端の花を探し、笑う。いたたまれない。動…
>>続きを読むとりあえず面白いとかつまんないとかじゃなく、シリアの現状をジャーナリストとかじゃない視点で伝える貴重な映像として、すごく価値があるし、観ておくべき作品。
同時にもっとわかりやすく、より伝えやすい映…
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