◆あらすじ◆
大杉重一郎はテレビの気象予報士として有名で妻で主婦の伊余子、フリーターの息子の一雄、女子大生の暁子とともに平凡に暮らしていた。しかし、重一郎が車を運転中、光に包まれたことをきっかけに自…
不思議な映画でしたね。
ここまで文学的に振り切ったのは
吉田監督の中でも今作ぐらいじゃねぇかな
(全作観てるわけではない。)
前々から映像化したいと懇願してた監督
そして今までの集大成のような作品に…
『美しい星』(うつくしいほし)は、三島由紀夫の長編小説。三島文学の中では異色のSF的な空飛ぶ円盤や宇宙人を取り入れた作品で、執筆当時の東西冷戦時代の核兵器による人類滅亡の不安・世界終末観を背景に、宇…
>>続きを読む●海辺で交信する姉の静とエレベーター乗る弟の焦が共鳴して家族まとめて全てが繋がる瞬間の演出がアクション映画っぽくて大好き。このシーンのかっこよさで惹き込まれた。
●母は地球人なのにお商売が神がか…
宇宙人になるパートまで完璧
橋本愛がミスコンの勧誘を受ける所の長回しとか良い
陰謀論で高まった自意識の破裂みたいなテーマは10年代だからこそ浮いてるけど、今やったら爆裂にウケそう
オチも良いし普通に…
これは宇宙人と自覚した(誰よりも「知ってしまった」人)が目覚めた高い意識への皮肉だと思って見てる。
外から見てひどく馬鹿馬鹿しい。
三島由紀夫なんで、環境とかの左側のことでも揶揄してるのかと。
…
火星人、金星人、水星人、それぞれを地球の国に置き換えたのならば、社会派映画となっていたであろう。
報道は真実を映さず、政治家は嘘を語る。
美しい星と自覚するためには、地球から離れて見なければわからな…
監督吉田大八×原作三島由紀夫×主演リリー・フランキー
ひとことで言えば『変な映画』なんだけど、ひとことでは終わらせたくない変さがクセになる感じ。
特に音楽の使い方がおもしろかったし、家族が覚醒す…
(C)2017「美しい星」製作委員会