「1992年 12月24日その日北陸地方は日蝕...」
で始まる本作、肝心の伏線か!!と思いきや
何の関係も無くストーリーは進んでいく。
富山で起こる殺人事件をきっかけに過去へと引き戻される主人公に…
日本のドラマ的作品。
子供の頃の過去を持ったまま成人になって再会。そこにおきてしまった悲劇。いかにもという感じで見せている…犯人は誰なのか。
でも、この映画はそこではない、違うところに焦点をあてて…
過去から逃れるために自分を鎧わなければ生きていけない。
でも、それが周囲からの愛さえも跳ね返してしまうなら脱ぎ捨てる強さも必要なのかもしれない。
最後の台詞は「寒いでしょう」の方がしっくりくる気が…
(C)2017映画「追憶」製作委員会