冒頭の、儀礼的な縦社会な労働場から横のつながりを重視した学校へと向かう男学生の陸橋の軽やかな足取りが魅力的。終了後の鷲谷花さんによるトークは、原作『郵便机』の成立過程を簡単に触れ、原作者瀬田夫妻の関…
>>続きを読む所謂教育的な正しさ全開の映画と舐めてると思わぬ映画的高揚にやられる。何気にキャスト・スタッフが日大芸術学部卒で固められてて豪華。
夜間と昼間で同じ席につく少年同士が、忘れ物から手紙のやりとりをして…
こんな素直な映画は奇跡。
大学教育の座組みでつくられて。原作はこどもにずっと向き合いつづけた文学者の瀬田貞二であり、脚本はプロレタリア演劇じこみの水木洋子。
ややもすると説教くさいキョーイクエイ…
"拝啓 僕の夜の机の人へ"
56年作。ゴジラの本多猪四郎監督、『浮雲』の水木洋子脚本、そして製作が日本大学芸術学部の44分の自主映画という異色作。
夜間中学に通う少年の机に、昼間の同席の生徒から…
『マイマイ新子と千年の魔法』みがある。本多猪四郎の時間と空間が分離して示されて、それぞれがろうそくのリレーであったり、繋がれることで同期していくの『ゴジラ』じゃね?って思った。むしろ金子修介、樋口真…
>>続きを読む