淵に立つの作品情報・感想・評価・動画配信

淵に立つ2016年製作の映画)

上映日:2016年10月08日

製作国:

上映時間:118分

3.7

あらすじ

「淵に立つ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

やっぱ浅野忠信ってすごいね。あの、白いつなぎを駆け出しながら脱いで行く姿目に焼き付いている。中には真っ赤なTシャツを着ていた。ずっと自分の罪を償いながら静かに生きて行きたいと語っていた僧の様な男の内側は、怒りが煮えたぎるラバだったのか、一旦蓋を開けるともう閉める事はできないのだ。無表情なのに、それが全身に表れていた。

最後一列に並んで寝転ぶ姿はむしろユーモラスだった。誰が死んだか未だ生きているかは余り重要ではない。喩え生きていても、又ずっと罪に苛まれ、苦しみ続け同じ事を繰り返すのだろうから。

素晴らしい映画。ここまでの作品は滅多にない。「罪と罰」深淵なテーマだ。生きるとは、罪とは、罰とは、因縁とは。でも相当大人でないとこのテーマは解らないと思う。成熟した地、ヨーロッパで大絶賛された理由わかります。
ラストはもう少し違ってて欲しかったな。
janoskaxu

janoskaxuの感想・評価

3.8
題名だけの情報で観ました。どういった展開になるのだろうと思いながら、町工場を営んでいる家族の生活から、オカルトにも
なりそうな気配も醸し出している。人間の表と裏の演出が上手い。悪いことしたら、自分に返ってくるよと教訓を得ることが出来る。明確ではない部分は映画のストーリーといえども本当はどうだったのかと空想出来る映画。
ヤマメ

ヤマメの感想・評価

3.5
時に聖人、時に死神にも見える浅野忠信演じる八坂が怖すぎる
ある悲劇が起きるのだが、これを機に夫婦の関係が深まるのも皮肉です
真実がどうであれ八坂の人の心を乱す異様な存在感は凄い
kalpass

kalpassの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

色々とすごいなと思う箇所は多いけど
こういう映画嫌いやわ
Rhyzmm

Rhyzmmの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃよかった。

フワッとした陰が強調されてる家の中とか、ゆーっくり少しだけアップになる感じとか不安な気持ちにさせられる。

常に姿勢が良いし、寝る時もワイシャツインして寝たり、服役後だからご飯食べるのが異様に早かったり、小学生にも敬語で話す浅野忠信が不気味でかなり良かった。

帽子拾ったあとの豹変した人格(そっちが本当の人格)のシーンはすごく怖い。

なにか間違いを犯したら、本当のこと告白するのが遅ければ遅いほど、その十字架の重さはどんどん重くなっていって、周りにも悲劇が及ぶってことですね。
みちを

みちをの感想・評価

2.7
白と赤のコントラストが感情を動かすのか、ちょい怖かった。
浮かんでくるところに、その光に、希望を見ればいいのかなあ🤔
うむ。評価わかれる映画と思うなあ。
色彩と光沢と何気ない街の風景の描写はすごい好き👏
あぺ

あぺの感想・評価

4.1
最近ミッドナイトスワンでも疑問に思ったのだけど(少女が1人で教室で練習するシーン)昼の一般家庭の照明があんなに暗いってことはあるのだろうか?確かに不穏な空気を演出することには成功しているが、やりたい演出(絶妙な光度のエモいショット)が先行しているのではと懐疑心が離れなかった。これが外連味というものなのか。照明の光の温度一つ一つにも物語の文脈上の理由が欲しいと思うが、そこを読み取れなかっただけかもしれない。それこそ半沢直樹の暗がりの部屋のライティングは文脈上バッチリだと感じた。黒沢清の「トウキョウソナタ」の光度には違和感を感じなかったのに本作の違和感はすごかったな。

ただそんなこんなでも、やっぱりショットで物語る映画だったので、1秒も退屈しなかったし、筒井真理子が浅野忠信と歩いた道を8年後に逆走するショットは素晴らしかった。
moon6734

moon6734の感想・評価

4.1
何の情報もなく観たら、黒沢清の映画と思うだろう。人間存在の深淵を覗き見てしまったような気分になる。しかし日本には、黒沢清と深田晃司と二人もすごい映画作家がいるというのは心強い。しかも若い。
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