このレビューはネタバレを含みます
終始陰湿な雰囲気が漂う。登場人物の会話に微妙な間があったり、誰も喋っていないカットが長めにとってあったり、これらが暗い雰囲気を醸し出す要因なのかと思う。
真相がわからないまま終わってしまうので何…
キム・ギドク作品に近いものを感じた。寓話っぽいというか。しんどいファンタジー。
筒井真理子さんすごい!
古舘さんはずっと飄々としてて喜怒哀楽が見えなすぎやしないかと思ってたけど、ラストの演技で全て腑…
自分たちが招いた事で、我が子が被害にあったらそりゃあ親はキツイ。
親が侵した罪の償いを子供が負うって話。親の罪が子に報いる。
構成は脚本のセオリー通りだけど、3幕目のジンテーゼに関してが、新しい価値…
八坂という1人の男を軸に、共犯、不倫、生き別れの息子、次々浮かび上がる疑惑がスパイラルし、後半はもう怒涛の地獄巡りのような作品だった。
何から何まで疑問を残したままエンドロールを迎え、我々に解釈を委…
横を向いたり振り向いたり、登場人物が見据える地点を変える動作を取ると、次のショットには「気づいたら居る」浅野忠信の見せ方がホラー映画そのものなのがいい。抑制されたフィックスのショットから成るモンター…
>>続きを読む(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS