2022/7/4
1910年の夏、フランス最北部ノール県にある海岸沿いの田舎町。この地に避暑にやって来た上流階級の一族が、揃いも揃って奇人ばかり!が、彼らを演じるのが、ファブリス・ルキーニ、ジュリエ…
プティ・カンカンの延長で作られたような怖いくらいシュールな壊れ映画。ブリュノ・デュモン映画の登場人物毎回クセ強すぎて少々疲れてきたが、後半の意味不展開はちょっと可笑しかった。伏線を立てるだけ立てとい…
>>続きを読む映画館で金払って観てたら「よくわからないけど面白かった」という曖昧な感想で自分を納得させていたと思うけど、月770円の配信で観たから言える。よくわからなかったしあんまり面白いと思えなかった。
川の渡…
槻舘さんのカンヌレポート✖作品。
前半は、猟奇殺人をコミカルにしているが、後半に人々が空中に浮遊したり、ビリーにが男であると判明したり、そもそもビリーの父親は母親の父親なのか、母親の弟なのかという問…
ナンセンスな作風で比類のない強烈な個性を発揮し、オートゥールとして一定の評価を得ているらしいブリュノ・デュモンの映画。
映画としてなら『プティ・カンカン』よりもまとまりが良い。『プティ・カンカン…
大体「プティカンカン」だなぁというファーストインプレッションはさておき、このふざけているようにしかみえないユーモアの置き方と、恐ろしいほどに映画的なロングショットはじめフィックスの距離感との融合は、…
>>続きを読む【第69回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『ユマニテ』『フランドル』などのブリュノ・デュモン作品。貴族の主人にロメール作品の常連ファブリス・ルキーニ、その妻に『歓びのトスカーナ』『人間の値…