自宅で襲われて警察に届けないとか日本では考えられない。その辺の考え方の違いも見ていてモヤッとした要因かもしれない。
終盤に判明する事実も、そこからの展開も気分が良くない、後味の悪い作品だった。
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マンションにヒビが入って住民が退去を余儀なくされるシーンから始まるこの映画だが、終盤になるとそのヒビ割れが象徴的に人間関係に響いて来ているようで怖い。
グラグラする不安定な人間関係を、ジワジワと攻…
義父が足怪我してるの見た途端に自分も めっちゃおじいちゃんだった、、って哀れみの目で見てしまったし、倒れて家族がゴタゴタしてるのも見てられなかったし、復讐する気まんまんだった主人公が腑抜けた表情して…
>>続きを読むファルハディが、一連の作品のなかで描いているのは、広義の意味での「近代的自我」の行方であり、祖国イランの歩みを深く響かせながら、登場人物たちに宿る空虚さを重要なテーマとしているように僕には思える。
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何この緊張感
最初に襲った義父が悪いが、それはもはや関心の矛先ではない。
夫婦のそれぞれの想い、優しさ、葛藤がありありと伝わる。シーンにおける緊張感がひしひしと伝わる、良い映画。
最後のメイクシーン…
淡々と進んでいくけど、妻が暴行されてからずっと不穏で、嫌な予感に落ち着かない気持ちで見てた。
妻が警察に調べてもらうのを嫌がったから夫が犯人を探すのだが、やはり警察入れたほうがいいのではとずっと思っ…
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