オール黒人キャストの宗教映画っぽい作品、とにかくすごかった。「ルビィ」を彷彿とさせる罪と暴力、欲望、沼地の映画でそこに全編にわたるゴスペルのひびき。
ヴァンプ女優が強烈で誘惑したら、捨て飽きたらポイ…
キング・ヴィダー監督初のトーキーだが、当時としてはかなり珍しいオール黒人キャストの半ミュージカル的作品。
ストーリーとしては放蕩息子の帰還テーマでそれほど目新しくはないが、現在の目で見ても強烈なイン…
🚂MGMが巨費を投じてオール黒人キャストで作り上げた人間ドラマ。当時のクラシック・ブルースマンやラグタイム畑のミュージシャンがこぞって出演している。一応、音楽映画。
🚂ファム・ファタル(悪女)に唆…
舞台劇っぽい集団の揃え方がいかにもヴィダー。そこに何重にも積まれるゴスペルの繰り返しの高揚するのに悪夢のような感覚。たまらない。
沼地の追っかけっこは『ルビィ』に繋がる湿度なのだけど、契機となるニー…
いやなんか知らんが予想外に凄かったな! 全編トーキー、大量のエキストラ、屋外での撮影、etc... すっごくお金かかってそう〜!
エキストラ含め出演者が(見た感じ) ALL黒人なのも凄すぎない?…
全編黒人たちが歌い踊る姿は楽しいけれど、それでも白人に差別され厳しい重労働のなか何とか生き抜いている黒人たちの悲痛さが画面からにじみ出てきて胸が苦しくなる。画面に一切白人が出てこないのがかえって当時…
>>続きを読む圧倒的曲数。1929年、初のオール黒人キャストのミュージカル映画。
綿花が高く売れて調子に乗った主人公、金でひっかけようとした踊り子の女に逆に騙され、あげくあやまって弟を殺してしまう。
改心して伝…
罪
美しい踊り子に心奪われたジークは、バーで弟を誤射してしまう
そんな彼は、信仰の道へと進むことになるが……
黒人キャストのみによるミュージカルドラマ
綿花を摘むシーンからはじまる
歌の力
…
汽車の走行音をタップで表現するシーンにはかなり驚いた。
歌詞で心情を説明する30年代のミュージカル映画とは違い、周囲のコーラスが感情の起伏を表現しているのも興味深い。
終盤だけフィルムノワール的な…