充たされた生活の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『充たされた生活』に投稿された感想・評価

煙
4.0

傑作と言いたい。シネスコで海岸線と並行に泳ぐ有馬稲子を映したショット。砂浜の奥行き。廃船。犬と戯れる貧しい少女。ドッグショー。田村高廣とビールジョッキを交わした飲み屋で客が遊んでいた鳥のおもちゃ。樺…

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市川崑との不倫のせいでか、オッサンと絡む役が多いネコちゃん、まめまめしく動くムッチリ手指がいい‥
色々だらしないんだろうが、悪い奴じゃないアイジョージが良かった
「犬はむしろ嫌い」笑ったw
4.3

劇団を辞めて家庭に入った女性が日々の暮らしに鬱憤を抱え…

ショーウィンドウに映った自分の顔を見つめる有馬稲子の登場場面が鮮烈。終始彼女のアップが多くて眼福。「偶然出演した人々」に紛れても一際輝い…

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ぴよ
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(35mm)
エヴァンゲリオンみたいな始まり方で驚いた。

撮影も演出も素晴らしいが、有馬稲子が美人だということ以上の内容が無い。

結局、安保闘争の映像が一番面白い。
n
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撮影と生活音最高によかったな、時代によるセミパブリックな空間の多さや、安保闘争の雰囲気。急なトレンディにはザワザワする瞬間もありつつ。鯨、団地、饅頭…


東京暮色のひとかー!

羽仁進監督の「不良少年」(1961)に次ぐ劇映画第二作。石川達三の同名小説を監督と劇作家の清水邦夫が脚色した女性ドラマ。撮影は写真家で「ふたり」(1991)など大林宣彦監督映画に参加する長野重一。音…

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結婚3年目にして夫と別れた有馬稲子が劇団に復帰した途端、同僚や団長、隣の大学生からもモテまくって大変なことになる映画なのだが、有馬稲子があまりに美しくフィルムに収められているので、安保闘争とかどうで…

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これまた面白い!
ヒロインの精神的孤立。「不実な男でも、奥底にある人間を捕まえることが、私の充たされた生活なのだ」。それで、どう変化するのか。60年代の状況が背景にある、石川達三原作の映画化。

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