解説
丹羽文雄の『四季の演技』を、長谷部慶次が脚色、「美徳のよろめき」の中平康が監督、「麻薬3号」の山崎善弘が撮影した愛欲もの。主演は「暖簾」の山田五十鈴、「どうせひろった恋だもの」の安井昌二、「日…
ラストで山田五十鈴が一蹴した。男と女の情愛は母子関係を超えた。桂木洋子と宇野重吉夫婦の名作「逢びき」と同じ結末で一安心したらこの顛末。孝行息子で作家の安井昌二が仰天。中平康監督のスピーディーな映像感…
>>続きを読むつくづく人間が面倒くさくなる。嫉妬や欲望で悪あがきを繰り返し、大人でも過去に色々あったことにこだわる。中原早苗が清廉なのではなく、自分の友人と兄をくっつけようとしていたのに、兄が他の女性を愛している…
>>続きを読むタイトル通り、何組もの男女の愛欲のもつれ…というメロドラマ。
登場それぞれのキャラクターが際立っていて面白い。
ストーリーも、そんなに偶然に人間関係が絡まないだろう??突っ込みたくなるが、(そこは映…
【詳述は、『おんなの渦と淵と流れ』欄で】計れない奔放·乾いた、年より遥か若さ強調の母と3人の子供とそれぞれの家族の、ご都合くっつけ絡み·一寸先は···。このまま着地かなと思うと、情緒·心理(納得は宇…
>>続きを読む時間的にちょうどよかったから観に行ったけど…なんだこりゃバチクソ面白い!
中平康は「狂った果実」「月曜日のユカ」って有名作しか観たことなかったけど、これは他のも観なければ。
スピード感がすげえ。台詞…
有名な作家の男を中心に、籍は入れていない妻、2回離婚しており子供たちにたかる母、歳上の金持ちに嫁いだ妹と独身の妹、そして宿泊先ホテルで働く未亡人など、様々な女性の人間模様を風刺を効かしてで描く映画。…
>>続きを読む怪作!!!!
だらしのないひとたちが織りなす喜劇(ではないような?)に劇場に大爆笑が湧き起こりまくる。でも戦慄もいっぱいあったようなだし、お涙頂戴もあったし、中平版『ハッピーアワー』のような幸福な…